カテゴリー別アーカイブ: 口もとの美容

2023 . 7 . 30

口唇短縮術を鼻唇溝まで切っても、やはり口角は挙がらないのです。その場合口角挙上術が適応ですが、2回に分けて充分に挙げました。

昨今美容外科医療は隆盛です。経済事情からしてコマーシャリズムが定番化したからです。SNSで画像や動画が横行して、見た目を重視する風潮も関与していますが、先年に規制ができてから、ホームページ上で改ざんが禁止されて、チェーン店はTVCMへ注力したからでもあります。 ちなみにチェーン店とは、地方へ開設することですが、売上は都会の半分以下でも、医師は安く配置し、施設も安いので可能で、全国的に広告経費を掛ければ地方が受け皿になり、チェーン店としては採算が取れます。昔は単独開業だけで、全国からの来院は稀ですから、全国的な広告経費の元が取れなかったのです。もっともチェーン店では医師の質がピンキリで、経験値の低い医師も横行しています。そもそも美容医療に於いては、医師と患者さんは一対一の個人的な関係性が
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2023 . 7 . 10

何箇所かの美容外科手術を私が施行してきて満足されたから、いよいよ上口唇短縮術を施行します。

私の患者さんはリピーターが多いのですが、理由が幾つかあります。 美容医療を金儲けを目的にしていません。多くの美容外科(美容整形屋)に「女性が好きかお金が好きか?。」と訊くと、95%以上の医師は「美容外科はお金が儲かるからです。」と答えます。私だってもちろん稼がないと暮らせませんが、当院では私以外に医師が在籍していて、”私は手術をメインに、他の医師は美容皮膚科治療や手術以外をメインに”と棲み分けしていますから、手術の価格設定は低めにしています。私はあくまでも、女性(男性も少なくない)の美しさを向上させて、喜んでもらって”なんぼ”なんだと思っています。その上美容医療は楽しんでもら痛いと思っています。私自身も楽しんで、患者さんにも楽しんでもらう様に努めています。その様な私の姿勢を楽しみにリピ
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2023 . 6 . 30

鼻唇溝プロテーシスは若年者でも適応します。

鼻唇溝はほうれい線と称されますが、線でもシワでもありません。英語では,Naso Labial Fold,略してNFLですから溝または窪みです。若年者でも目立つ人が居ます。そこには骨格も影響します。顔面の立体構造はバリエーションがあり、上顎骨と頬骨=Malar complexと下顎骨の前後関係や幅は鼻唇溝の深さや向きを変えます。本症例では溝の線は浅く、角度も広がっていて窄まっていませんが、Malarに対して上顎歯槽部が前傾していて、噛み合わせは合っているから下顎も前突していて、つまり鼻唇溝の上方部が、鼻翼の横の三角形から折れ返った様な窪みになっている骨格です。 そうであればやはりこれ!。鼻唇溝上方のプロテーシスの良い適応です。画像をご覧になれば納得される事でしょう。読者の皆さんも理解出来
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2023 . 6 . 28

上口唇短縮術を鼻唇溝まで切ってもやはり口角は挙がらないのです。私も経験があります。その場合口角挙上術が適応ですよね。

昨今美容外科医療は隆盛です。経済事情からしてコマーシャリズムが定番化したからです。SNSで画像や動画が横行して、見た目を重視する風潮も関与していますが、先年に規制ができてから、ホームページ上で改ざんが禁止されて、チェーン店はTVCMへ注力したからでもあります。 ちなみにチェーン店とは、地方へ開設することですが、売上は都会の半分以下でも、医師は安く配置すれば可能で、全国的に広告経費を掛ければ地方が受け皿になり、チェーン店としては採算が取れます。昔は単独開業だけで、全国からの来院は稀ですから、全国的な広告経費の元が取れなかったのです。もっともチェーン店では医師の質がピンキリで、経験値の低い医師も横行しています。そもそも美容医療に於いては、医師と患者さんは一対一の個人的な関係性が信頼関係に繋
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2023 . 6 . 22

口周りの改造を求められましたが、人中溝の縦長が16㎜で切除は不可も、人中が10㎜と幅広く、赤唇が平坦ですから、寄せて強調すると可愛い。口角も挙げたい。

一時は口周りの手術が毎週の様にありました。年に50例以上の年もありました。4年前からのマスク対応で、カムフラージュが常道となっていたからです。しかしこの間に、この手術をする医師が増えました。でも多くの患者さんに聴くところによれば、口周りの手術を受けるなら、国内で三人に絞られるそうです。画像上の素晴らしさと、真摯な診療行為の結果が載っているからでしょう。また早期から中期時には3ヶ月以上の長期的な経過も載っているから、信頼されているのでしょう。 逆に、これもSNS上で、マスクが義務では無くなって、口周りを見せなくてはならなくなったから、むしろこれからが、口周りの手術を希望する患者さんが増えるという説もあります。そうでしょうか?。上にも書いた様に口周りの手術ができる美容形成外科医は数少ないで
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