口は上下唇が包んでいます。口腔内には前方に28本の歯牙と上下歯槽骨(歯の植わっているU型の骨)があり、上は上顎骨等、下は下顎骨(下歯槽骨は下顎骨の一部ですが)に乗っています。これらの位置関係は様々で、正面像での形もバリエーションがあります。側面像での3次元視では前後関係も様々です。側面像でのE-ラインは見た目に反映しますし、正面像では上下左右の長さが見た目に大きく反映しますが、人間は遠近感を感じ取りますから、正面視でも前後関係が意識されます。さらに頤(下顎中央)に梅干し(*脚柱)ができると動的形態に影響します。他の部位も表情により動的形態は豊かです。しかも話す、食べる際に頻回に動く部位ですから、表情筋が交錯しています。
こうしてみていくと、口周りの動的&性的な形態は数字だけでなく、周囲
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カテゴリー別アーカイブ: 頤(顎先)プロテーシス
口周りは鼻、口、顎の関係。頤もです。頤プロテーシスから計画的に先行して手術。
口は上下唇が包んでいます。口腔内には前方に28本の歯牙と上下歯槽骨(歯の植わっているU型の骨)があり、上は上顎骨等、下は下顎骨(下歯槽骨は下顎骨の一部ですが)に乗っています。これらの位置関係は様々で、正面像での形もバリエーションがあります。側面像での3次元視では前後関係も様々です。側面像でのE-ラインは見た目に反映しますし、正面像では上下左右の長さが見た目に大きく反映しますが、人間は遠近感を感じ取りますから、正面視でも前後関係が意識されます。さらに頤に梅干しができると動的形態に影響します。他の部位も表情により動的形態は豊かです。
こうしてみていくと、口周りは数字だけでなく、周囲の部品の形態と数字的位置関係が口の印象を司るのです。だから私はこれまで、鼻や頤を順々に、またはできることは同時
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頤プロテーシスもデザイン次第だ!
今回は難しい症例です。難しいというのは結果が悪いということではなく、形態的変化が解りにくいかもしれないと言う意味です。量的変化は少なく、形態的に自然にというか美しくしたのですが、一般人にはそうすれば美容的に良いかを説明しなければわからないと思います。
一言でいえば前医の作り方が下手だったのです。それはこのあと説明しますが、要するに個体に合わせた医療をしていないからです。しかも患者さんの希望なんか汲んでいないし、訊いてもいない様です。私は医師です。美容外科医は医師です。患者さんを診察して治療法を検討するのが仕事です。残念ながら、美容医療の医師の多くは稼ぐのが仕事になっていて、診察のスキルを身に付けていないものが横行しています。
何がおかしいのか?。頤とは、「アゴで使う。」の慣用句の
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口周りの形態はいろいろな要素。上口唇短縮手術は絶大な効果がありましたが、やはりE-ラインの改善を求めて頤プロテーシス。
手術名を人中短縮術と称するのはSNS上に載っているからで正確ではありません。人中とは、上白唇部の中央にある縦の溝のことです。字の通り人の真ん中という意味です。もう一つ人中稜は顔の接合線です。人間は胎児の際に、過去の原始的動物の形態を辿って成長してくるのは皆さん知っているでしょう。顔面は両側から寄せられて作られます。鼻や上下口唇は口裂け状態から小さくなりますが、実は人中部と鼻柱、鼻尖は上から伸びて来て出来上がるのです。各突起の名称があります。上顎突起が両側から寄って来て、上から下へ伸びて来た前頭突起を人中部で挟みます。
人間以前の動物では犬の猫も人中部が割れている種が多いですよね!。だから人中部は人間の証明ですから、確かに大事な構造です。でも人中だけを短縮する手術はあり得ません。それでは
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