今年もあと数日。大阪院での最終手術の症例となりました。まだ平成18年の症例統計を採っていませんが、おおよそ年に150例の口周りの手術を施行しました。それに今週は5例でした。もしこのペースでいけば年に250例です。それじゃ体力が持ちません。この手術は集中力を要しますから結構疲れるんですよ。いやあ〜!、だからこそ好結果を得られるのでしょう。今年も頑張りました。
そして平成30年最後の口周りの手術の患者さんは私を探してきた嬉しい患者さんです。父の時代(私も手伝っていた時代)に罹っていた人で、口周りの手術の医者を探していたら、よりによって私に行き当たったのです。ブログの紹介文にも書いてありますから、見出せたのでしょう。
昨年末に顔面何部位か脂肪吸引を受けた。目頭の創跡あり。17年前銀座美
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カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合
3点セットを久し振りに載せます。
昨年の最後の提示症例です。年末年始は休んだので今年になってまとめて載せます。口周りの手術とは言っても、全部載せの大変な手術です。術者もですが、患者さんも大変で、しかもダウンタイムが長い。結果がなかなか見えてこない手術です。
人中部白唇短縮術はブログ提示でも定番の手術で、結果は見えます。相対的に口角が下がらない様に挙上術を併施するのも定番です。私は初診時に診察する際に、顔面のバランスを計測します。医者は治療の為に診察します。特に顔は人それぞれで個体差が大きく、だからより適切な治療法を選ばなければ、美しさは作り出せません。誰にでもおんなじ手術を勧めるチェーン店系美容外科医はその素養を持っていません。だってチェーン店の医師は広告に無い診療内容は出来ないんだもの。仕方がないのです
そうし
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白唇部短縮術だけにしようか?、口角挙上術も受けようか?、迷った結果は?。良かったんじゃない!
私は最多症例数の口周りの手術をして来ていると思われます。要因は丁寧に時間を掛けて手術出来る環境が整っているからです。診察して計測して、適応を決めるのにも、デザインを検討するのにも時間を掛けます。医療スタッフの充実も寄与しています。
とにかく丁寧に縫合しないと、創跡が拡がって後戻りします。患者さんの中には、未だに創跡が後で拡がる事があるのを知らない者が居り、説明に苦慮します。でも私は説明抜きに襟を正して、拡がらない様に一生賢明に縫合します。ただしその為の技術は、形成外科医療を研鑽しなければ身に付きません。いきなり美容外科に就職したり、他科研修後いきなり美容外科に転科した医師しか居ない、チェーン店の美容外科(TVCM中)には、形成外科的技術は求められません。一時は彼等も手を出していました後
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両側鼻翼基部間での白唇部短縮術は精魂こめて丁寧に。
考えてみれば判ることですが、白唇短縮術に於いて、私は両側鼻翼基部の間だけを同じ幅切除しますから、口角は挙がらないので、術前と比べて相対的に口角が下がるのは当然です。約5年前には、口角を挙げようとして鼻唇溝部まで切除してみました。ところがやはり傷跡が見えてしまいます。3例だけで止めました。
でも、必ずしも白唇短縮術と口角挙上術を同時施行するべきとは言いません。私はこの何年か口周りの手術ばかりしているので、同時にしないでそれぞれの手術に専念して精度を高めようという気持ちも働いています。
2回に分けて順次していくか?、経過を診ながら二次手術にするかは状態によります。通常は口角も挙げた方が可愛さが増します。ただしそれは、好みでもあります。人格にも影響します。前にも述べましたが、美容外科治
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口周りの手術が流行っています。稀に必要な修正術を提示します。
口周りの手術に邁進しています。先ず人中部の白唇長を測り、15㎜以上は手術適応とします。その上で顔面縦長と上中下の比率を測ると、面長の人でも丸顔の人でも下顔面が中顔面より長い人がほとんどです。C−カールの程度も相談します。
人中やCupid's bow,赤唇縁の弓形も好き嫌いに応じます。その後口角の評価をする際には顔面部品の横幅を計測するのですが、鼻翼が大きい特に内眼角間距離と違い過ぎる場合には指摘しています。鼻翼縮小術をお奨めするのですが、白唇短縮術後に鼻翼縮小術をすると人中部が膨隆してしまうので、白唇部短縮術の際に鼻翼縮小術を併施して、ずらして縫合した方がよいのです。
こうして口周りは相関しますが、最近では鼻翼縮小術は皮弁法を頻用して後戻りもありません。すごい事です。三つの手術
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