カテゴリー別アーカイブ: 美学

2017 . 6 . 17

美容医療の神髄-歴史秘話第95話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その70”「銀座から地方都市へ13:美容形成外科医」

私が医師16年目、時は平成14年、2002年にA美容外科を開設していた前後の事ですが、地方中都市チェーン展開の話題に移りました。3院あるうちの一つ、松本院の話を始めたら信州大学形成外科を訪問した際の話題に移りました。眼瞼下垂の゛研究者゛としての第一人者である松尾教授との面談について書きました。今回その続きから。 話の中で、術式についての質問には答えませんでした。考えてみれば、松尾教授の形成外科医グループへの貢献は、眼瞼下垂症の術式そのものにあるのでは無く、普及に力を入れたことにあるのです。これは美容外科・形成外科診療、美容医療全体の方針を転換する分岐点の一つになったと考えられます。 実はその数年前から、松尾先生はマスコミに露出するようになりました。マスコミは学術的優位性など知る由
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2017 . 6 . 8

一重瞼に伴う眼瞼下垂症と横径が小さいのは眼裂狭小症。この様に治すと魅せられます。

このブログでは、術前から定期的に経過を追って画像を載せて、毎回説明を加えていきます。通常術後3ヶ月までを追います。本症例はそれにしても激しい経過でした。読者の皆さんもどうなる事かと、あたかもテレビドラマを見る様にワクワクしていたでしょう。それというのも、症例の術前が形態的にも機能的にも標準位から離れている変異だったからでしょう。今回術後三ヶ月の中期的結果を提示すれば、アア〜よかったですね!と言う声が聴こえて来ます。 症例は一目で見て眼瞼下垂症を指摘出来る患者さんです。機能的障害も伴います。上方の視界不良は身体機能の障害です。改善可能な障害を治した方がいいと医療的に診断し治療するのは、社会的に受け入れやすくすることを目的としています。ちなみに私は、家族にもできる治療を患者さんに施すのをモ
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2017 . 5 . 26

美容医療の神髄-歴史秘話第92話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その67”「銀座から地方都市へ10:美容形成外科医」

実際の診療内容は私が管理します。美容外科といっても一般の医療機関ですから。ただし広告戦略と差別化はコンサルトと二人三脚で、事務長の電話応対は上手です。医療は患者待ちの仕事です。でも、何しろ手術もするし、注射系も流行りだしたとしても美的観点は手術者が非手術者より遥かに上です。ですから何が出来るかは、知識と経験が勝負です。やり方だけ教わっても、一人ひとり違う患者さんに適した医療を見出すには美容的センスが必要なのです。ライバルが居てもそこは負けません。ただし広告は負けることもあります。運営方法にも齟齬が生じ始めるから、その件に話が到ると危ない話へ進みます。まずは広告の件から書いていきます。 美容外科医院にはいくつかのタイプあります。まったくの開業医で、ほとんど一人で長年継続的に診療している医
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2017 . 5 . 13

この目元では可哀そう。何とかしてあげたい症例。

今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。眼窩脂肪ヘルニアです!。と叫んでしまいたくなる患者さんです。しかも若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。という風に症状の揃った患者さんですから、まず下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はきりっとして普通の顔になりました。 症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。東アジア人特有
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2017 . 5 . 3

目の縦横径が小さい。ラインもかくかく。平行型の二重を希望もいろいろ要素があります。

今回の症例はPuffy eye の典型例で、しかも眼窩隔離気味。目が離れていると目が開く訳がないという典型的な症例です。 症例は、25歳の女性。先天性一重瞼で数年前に埋没法をして一応ラインは決めている。とにかく目が離れていてだから開きにくい。二重のラインも自然なカーブに出来ない。2年前に切らない眼瞼下垂手術を受けたがラインは気に入らない。そりゃあそうです。内側がカクっと曲がっている。 今回重瞼線を平行にしたい。下垂は再発したから開きたい。切開してPuffy eyeを解消したい。目頭の拘縮が強いため目頭部が縦に突っ張るのを治したい。いくつかの点を同時に治すなら、やはりいつものやつが適します。 理学所見を提示します。内眼角間40mm、眼裂横径24mm、角膜中心間63mm。挙筋
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