”切らない腫れない痛くない”とか言って誘引する美容外科・形成外科の医療機関が横行しています。確かに切らない手術は開発されてきました。でも腫脹がゼロということはあり得ません。ごく軽いだけです。痛くないかといえば、局所麻酔は細い針でも全く痛くない訳ではありません。時には「ゼーンゼン痛くないですう!」と言ってくれる患者さんもいますが、個体間差異の範囲です。
切らない手術で効果は得られます。問題は持続性です。当院の切らない眼瞼下垂手術は、診察後にNILT法の適応が認められれば、見事に結果が得られます。多くの患者さんは「眼瞼下垂は切開が必要といわれたんですけどお〜?」と訴えますが、私は自信を持って、「このフェニレフリンテストの程度までは挙げて差し上げます。」と言い返します。
画像が証明しま
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医学
アジア系外国人ではまだ低くて大きい鼻の人がいます。一回の手術ではまともになりません。続けて提示予定。
中華人民共和国には、実は多様な人種が存在します。混血も進んでいます。ですが現代では人種という概念は科学的には解明されていません。DNA、ゲノムを全て調べられないからです。でもご存知の様に概ね3種類の人種に分けられます。白人と黄色人種(アジア人)と黒人です。現代は交通手段が進歩して混血が進んでいますが、昔から中国は大陸国ですから、シルクロードを辿って他の人種と混血がされていました。有史以来欧米にも移住し華僑となり、USAにも進出しています。逆に中国の西側の内陸部では、田舎に閉じ込められている人達もまだ居ます。生活環境も整わず、経済的にも格差が多い地域がまだあります。最近やっと人々が動ける様になったようです。
鼻の平均的な形とサイズは、人種により明確に分けられます。高さと幅は反比例し、ご存
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眉下切開の提示は久し振りですが、結果は良好です。
眉下切開術は皮膚、皮下脂肪切除術です。前葉性眼瞼下垂症に対する手術で保険適応です。いつも書いていきましたが、眼瞼下垂症手術には診断が重要です。先天性と後天性.前葉性と後葉性を鑑別診断して、手術法を検討するべきです。分類してみます。
先天性前葉性眼瞼下垂症とは、一重瞼の事です。一重瞼は全人類のうち約10分の一に存在する突然変異による異常な形態で開瞼機能を障害します。二重瞼では瞼を開く眼瞼挙筋から枝分かれしたコラーゲン繊維が皮膚に付着していて皮膚も持ち上げるのに対して、一重瞼では遺伝的にその構造が欠如しています。ですから治療法は一言!、重瞼術です。眼瞼挙筋と皮膚を繋げる改良方法です。決して美容目的だけではありません。もちろん目の窓が大きい方がキラキラしますが、視界が良好な方が視情報が多く入
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広範囲剥離Jowl Liftは定番化しました。ほとんどが局所麻酔下で行えますが、銀座院なら静脈麻酔下に可能です。
広範囲剥離Jowl Lift手術が流行っています。Jowl とは英語圏の美容外科,Aesthetic Surgery or Cosmetic Surgeryでは、通常使われる一般語です。マリオネットライン,Malionet=口角から斜め下への溝は、外側に垂れ下がってきたJowl が溜まり折れ返るからできる溝です。マリオネットラインの下には口角下制筋から繋がる支持靱帯がありスペースが無いため、下垂してきたJowl fat,脂肪塊がラインの外側に留まるから、膨らんでブルドッグ状顔貌になるのです。
Jowlとは訳すと動物の垂れた顎です。日本ではブルドッグを比喩に使います。顔面を前から見て、理想は逆卵形の輪郭ですが、Jowlに下垂して下顎縁のカーブが波を打ちます。リフト手術で下垂したJowlを
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いよいよ上口唇短縮術をさせてもらいます。待ってました。
上口唇短縮術は私の救世主です。欧米では約20年前に学会発表されて、論文も手許にあったのですが、日本ではやはり遅れて約10年ほど前からよく行われる手術となったのです。当初は患者さんも二の足を踏んでいました。顔の前に傷跡が着くので怖がるのです。
美容外科で定式として、顔面の前面の見える線を切開する手術は、眉下と上口唇だけです。他には例えば、リフト手術は顔の横で耳の前の線は折れ返り線ですから目立ちません。前額リフトは生え際で目立ちません。鼻柱を切ってもW切開なら消えますし、対面では見えません。口角挙上術の傷跡は赤唇縁で見えません。上眼瞼の切開線は重瞼線ですから目を開いている間は見えませんし、アイメイクで隠せます。下眼瞼の切開線はまつ毛の根本で見えません。
眉下切開と上口唇短縮術の切開線
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