カテゴリー別アーカイブ: 二重瞼と一重瞼

2015 . 7 . 8

お勉強に励んでいます。−医者は一生勉強です。−Ⅲ

これまで2回、お勉強シリーズを書いてきましたが、シリーズ化してきました。そこで、表題を「お勉強に励んでいます。」として続けます。前回本邦の腱膜性眼瞼下垂の初出論文の紹介をしましたが、内容を説明しなかったので、再掲します。 Ann Plast Surg. 2001 Jan;46(1):29-35. Etiology and pathogenesis of aponeurotic blepharoptosis. Fujiwara T1, Matsuo K, Kondoh S, Yuzuriha S. Author information 1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Shinshu University S
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2015 . 6 . 11

黒目整形だけでもアーモンドアイの1か月後

黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法で目元をパッチリ、クッキリにした症例です。何回か提示してきましたが、今回は1ヶ月後で来院して頂き、経過を見せてもらいました。   上左図が術前、上右図が術後1ヶ月の画像です。   上図は近接像ですが、術後経過としては、落ち着いた状態です。目力が入って、魅力的ですね。 黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法は、これだけでも、目頭切開と組み合わせても、どちらでも効果的な手術です。もちろん症例により選択されます。 眼瞼の診療においては、機能と形態の二つの観点が互いに関連し、相互作用として同時に向上されていくため、バランスが難しく、だからこちらとしても面白い分野です。難しいので、もう
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2015 . 5 . 21

黒目整形だけでもアーモンドアイの2週間後

2週間前にNILT法=切らない眼瞼下垂手術を受けられた症例を追ってみます。ニックネームで黒目整形と称しますが、何故通称かと言いますと、黒目整形と言っても別に黒目を大きくする治療ではないからです。黒目(角膜)の直径は生来変わらず、11.5〜12.5㎜が標準で、それより小さいと小眼球症という先天性異常です。黒目整形は隠れている黒目を見えるようにして、大きく`見せる`というsy術です。でも症例写真を見ると、確かに黒目が大きく見えるでしょう!。少なくとも眠そうな、または疲れているような精気のない表情から、明るく元気な目元に出来上がっています。 下左図が術前写真で、下右図が術直後写真です。 前々回(2週間前)や前回(先週)にも載せましたが、術直後はオーバーコレクションになっていて開きすぎて
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2015 . 5 . 15

黒目整形だけでもアーモンドアイの1週間後

先週に症例提示致しました患者さんが今週再診されましたので、お約束通り提示させて頂きます。 前々回は`黒目整形とZ−形成法による目頭形成でアーモンドアイ!`でした。本症例の前回のテーマは、`黒目整形だけでもアーモンドアイ効果` でしたが、黒目整形だけでもアーモンドアイにできる症例でした。これまで多くの(70%以上)の症例に、当院独自の目頭切開と黒め整形を駆使して、アーモンドアイを作り出してきましたから、黒目整形だけでアーモンドアイを作るとなると、気合いが入ってしまいました。 その結果上左図が術前、右図が術直後ですが、オーバーコレクト; over correction 気味ですかね?。いや実は術直後はoverになるものなんです。写真を載せると、皆さんビビってしまうと思いますが
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2015 . 5 . 7

黒目整形とZ−形成法による目頭形成でアーモンドアイ!

黒目整形とは、切らない眼瞼下垂手術をそう呼んでいるのです。黒目が大きくなる訳ではないのですが、黒目=角膜がよく見えるようにする美容医療の一種です。今回、3か月前に手術した患者さんが来院され、写真を撮らしていただきました。とても良い結果で、カラコンをしたまま撮らせてもらったのですが、こ~んなにオメメパッチリで可愛いので、まず本日の画像を見てください。 14mmのカラコンをしているのですが、上がちょっと隠れていて自然です。下もちょっと隠れるのが(三白眼でないのが)やさしい感じ。これぞアーモンドアイって感じ!。術後3か月で中期的変化が終わり、形態と機能が定着したと考え、完成とさせていただきました。 もう一度術前からの経過を追ってみます。 術前は二重も緩んでいました。開瞼
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