カテゴリー別アーカイブ: 二重瞼と一重瞼

2014 . 10 . 10

片側の眼瞼下垂手術でも難しくないんです:黒目整形のメンテナンスⅡ

1週間前に、提示した症例の経過画像を提示します。 もう一度説明しますと、今回の症例は、5年前に切らない眼瞼下垂手術を受けた患者さんです。よく見ると、右側が下垂傾向が再発しています。第一眼位での見かけの二重幅も徐々に狭くなってきました。くぼみ目も治っていたのに、再発してきました。前回の写真は提示できません。 術前術直後 単純に閉瞼時で1mmラインを挙げて、右だけ切らない眼瞼下垂手術を足しました。 右内側は眼瞼挙筋が弱いと考えられ、上がり切っていません。また外側は直後は強くなりがちで、内外の開瞼バランスがイマイチです。でもこれは必ず揃います。 1週間 さて1週間後です。綺麗に出来上がりました。くぼみ目も治っています。患者さんは大変お喜びです。 この様に丁
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2014 . 9 . 26

片側の眼瞼下垂手術でも難しくないんです:黒目整形のメンテナンスⅠ

今回の症例は、5年前に切らない眼瞼下垂手術を受けた患者さんです。よく見ると、右側が下垂傾向が再発しています。第一眼位での見かけの二重幅も徐々に狭くなってきました。くぼみ目も治っていたのに、再発してきました。前回の写真は提示できません。 術前術直後 単純に閉瞼時で1mmラインを挙げて、右だけ切らない眼瞼下垂手術を足しました。 右内側は眼瞼挙筋が弱いと考えられ、上がり切っていません。また外側は直後は強くなりがちで、内外の開瞼バランスがイマイチです。でもこれは必ず揃います。 次回の経過観察ではいい感じが予想されます。1週間後をお楽しみに。
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2014 . 7 . 30

生来の美容医療ファンが夏休みには重瞼術。生涯一美容外科医師がお届けします。

先週に続き、若年者の重瞼術埋没法=MT法の症例を提示します。 症例:17歳、女子 蒙古襞が強いため、3年前に目頭切開とMT法をしています。今回MT法をします。 左図が術前 上左図が術直前の近接像、上右図が術直後の近接像です。ちなみに目頭切開の跡は見えません。 上図は術後冷却後です。ダウンタイムは皆無に近いです。 今回の症例は、若年者ですが、やはり母親が患者さんでした。一重瞼はルックスとして物足りないだけでなく、眼瞼下垂を伴なっている場合が多いので、治すように奨めたとのことです。 巷間では、若年者(成人前)の患者さんに対する美容外科手術は好ましくないという意見も聴かれますが、この観点で考えなおしてください。眼瞼下垂は先天性異常です。何度も言い
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2014 . 7 . 25

生来の美容医療ファンが20歳には重瞼術。生涯一美容外科医師がお届けします。

今回はよく行われる埋没法の重瞼術の症例です。経過を継時的に提示します。なんと経過が楽なんでしょう。ダウンタイムが皆無に等しいといえます。 まずは下左図が術前で、目を開くのが辛そうです。下右図が術直後です。ちょっと腫れています。 下左図は術後約1時間で腫れもほとんど見られません。下右図は1週間です。可愛いですね!。 美容医療とは形成外科と美容外科を主体として考えればいいのですが、本来、美容医療とは、形態(見た目)の改善を目的とした医療分野を総称して言っているだけで、標榜できる科目名ではありません。但し数年前に標榜科目名の認可法が変更され、組み合わせで科目名を標榜することが可能となったので、美容皮膚科という科目名も使えます。皮膚科医療では、重度の疾患の頻度が低い
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2014 . 6 . 12

黒目整形は、重瞼術と挙筋腱膜修復術と目頭拘縮解除術の組み合わせが必要なケースがあります。

今回、切開法の眼瞼症手術と目頭切開を併施した2症例の中期的経過写真が出揃ったので画像提示しつつ、この手術について論じてみたいと思います。 症例1:実は肥満者で、まぶたにも脂肪が多い生来の一重瞼。眼裂縦径が6.5㎜。挙筋滑動距離は12㎜と正常範囲です。眼裂横径が24㎜、内眼角間距離が39㎜。蒙古襞の拘縮が強く、まるで水かきの様な突っ張りを呈しています。ご覧いただける様に鼻根部が低い鞍鼻でもあります。術前の画像から提示します。眉の位置にも注目を。 上記の数字から、先天性の皮膚性眼瞼下垂症(=一重まぶた)と、正常範囲で(標準偏差SD1以内)はありますが、眼裂狭小状態です。鞍鼻はそれに伴う変異です。 切開法で効果を定着させたいとの希望があり、根本的には眼裂狭小状態を治さない
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