不思議な題名となりましたが、その通りの症例患者さんです。年始は忙しく、毎年翌月に長期の休暇を取られて何点かの手術を受けに来られるのです。私共美容医療の機関は2月は割と減る時期なのです。いわゆるニッパチ景気は市井の会社の忙しい時期なので、不急の医療である美容外科には、逆に来院が減るのです。
その中でやはり不要不急の?仕事についている本症例の患者さんは、この日を待つかのように来院されました。毎年手術月として下さいます。毎年?!。何とも嬉しい女子ですが、目的があります。一流の社会人は一流の容貌を求めます。その結果に満足され、豊かな人生を過ごす為です。豊かさとは経済的だけでなく、内面的に豊かな心持ちを求めます。それに若さが社会的に優位性を保持する立場です。昨年など患者さんは「母と歩いていたら、
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カテゴリー別アーカイブ: 筋皮弁法
目が近くても蒙古襞の拘縮(突っ張り)は野暮ったい感じ?!。切除では無く、目頭Z-形成術で外せば、目元がパッチリ!。
目頭”切開”術は、私の得意分野で好きな手術です。何回も書いてきましたが、Z-形成法による蒙古襞の拘縮解除は、私としては定式化しています。一重瞼を二重瞼に変える、重瞼術=先天性前葉性眼瞼下垂症手術の際には、遺伝子が同座にある蒙古襞の拘縮を同時に治すべきだと言えます。念の為書いて置きますと、一般人は蒙古襞は目頭に皮膚と眼輪筋が被さっていると捉えていますが、蒙古襞は下眼瞼から上眼瞼に繋がっているから、目を開く際に突っ張り(拘縮)邪魔をしますから、機能的にも改善が求められる先天的構造と考えます。ですから重瞼術の際には、目頭切開を併施する方が自然な形態と機能を造り上げられるのです。
人類の中で、東アジアにだけ一重瞼と蒙古襞が産まれました。名称の如く蒙古が発祥です。約2万年前の最終氷河期に起きた、
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非吸収性注入物は、化学的に除去するのは不可能です。経年変化で肉芽化します。今回涙袋の変形を下眼瞼形成術で除去して涙袋形成も。
現在の美容医療(美容外科、形成外科、美容皮膚科)において注入法は花盛りです。さすがに非吸収性の物質は大っぴらには使われていません。たまに長持ちするヒアルロン酸とだまして、非吸収性物質が入れられているくらいです。ただし逆に言えば、未だにそんなことやっている悪い奴が居る訳です。数年前に乳房に使われた非吸収性物質はトラブル続出で、学会から使用禁止令が出ました。振り返れば、15年前くらいにも一時非吸収性物質が流行りました。鼻唇溝(法令線って人相用語で、美容医療の用語ではありません)に入れたら、数年で肉芽化して治すのが大変だったです。それ以前にも本世紀に入って美容外科が国民に認知されてから、時折り発売されて困った状態でした。
1960年代にシリコン注射が開発され、まず乳房にその後顔面にも注入され
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なんとも難しい下眼瞼リフト。本当のHamra変法=眼窩脂肪移動術(再配置)で注入脂肪や溶解した部を治してみましょう。外眼角部骨膜への吊り上げも当然に併施します。
本当のHamra 法を出来る医師は余り居りません。ナンチャってならゴロゴロ居て、広告宣伝にハムラ法を載せているクリニックもよく見掛けます。概ね非形成外科の美容整形屋は後者で、形成外科出身で美容外科経験が長い医師だけが、本物のHamra 法を出来ると言えます。
何故なら、この手術を行うには、専門的な解剖学的知識と、形成外科分野の手術経験に基づく技術を要します。また、Hamra 法はUSAのテキサス大学のSam Hamra が考案した手術法ですから、英語論文を読み尽くしていないと手術法を理解、記憶出来ません。また実は、白人とアジア人では微細構造や皮膚の質が違いますから、学会活動で本邦でHamra 法を試行した美容形成外科の医師と情報交換しなければ、その効果と適応を理解出来ません。
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本当のHamra法は大変な手術です。筋皮弁法も併用しました。注入手技よりも確実です。
これまで何回か登場して下さった患者さんです。この度久し振りに本当のHamra,ハムラ法=Orbital fat Repositioning, 眼窩脂肪移動術を施行しました。吊り上げは筋皮弁法を使います。手間と時間が大変に必要な難しい手術です。
この手術はUSAでも有名なリフト手術の得意なAesthetic Plastic surgeon であるSam Hamra が考案した方法です。本来Composite Face lift としてFace lift と下眼瞼からのmid Face lift を組み合わせた手術法ですが、日本では下眼瞼の瞼頬溝,Tear Trough の改善法だけを応用した手術をハムラ法と呼んでいます。因みに下眼瞼から上顎骨と頬骨へのアプローチは、頬骨骨折整復術や頬骨骨
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