8月も終わりに近づき、暑い夏を乗り越えたと思っていたのに、まだまだ残暑が続きます。珍しく時候の挨拶を載せましたが、なんといっても時節柄厳しいムードが漂います。2月中旬から、患者さんが減りました。見直してみたら、何しろそれまでは売り上げの30%以上がインバウンドだったので、渡航制限後はがた減りです。さらに4月以降に緊急事態制限が発令されてからは一般の患者さんも来院を見合わせるようになりました。当院には定期的に来院されるいわゆるリピーターの患者さんも30%くらいいらっしゃいますが、その内の30%くらいの人は来院を見合わせました。ご存知の様に医療機関は自粛対象ではありませんが、何しろクリニック内は人と接触するので、不要不急の美容医療を受けるのを控えたのでしょう。
ところが逆にマスク着用が義務
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カテゴリー別アーカイブ: 人中、Cupidの弓、赤唇結節作成
いろいろ都合があり、まず上白唇短縮術からしましょう。やはり2週間後には口角挙上術もしました。
加齢で上白唇は縦に伸展します。人中部はもちろんですが、鼻翼基部の直下はもっとです。さらに口角が下がるのも鼻唇溝の内側の軟部組織が伸展するからです。つまり上白唇は全体を短縮挙上しなければアンバランスになります。加齢で長くなる白唇に関して、経年的には10年しか診てきていませんが、平均値を世代的に診ていくと十年で約1㎜ずつ伸展しています。この数値は長年計測してきた私ならではの知見です。
なお唇は赤い部分だけでなくその上の皮膚まで唇です。赤い部を赤唇、皮膚の白い部分を白唇と称します。英語でVermillionとWhite lipと書きます。唇は擬態としてセックスアピールを魅せますが、アジア人は宗教的にか、また先日の問題を見ても解る様に科学的な民度が低い為にか、性的な言動を忌避するため口唇を意識
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口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖、鼻唇角プロテーシスの順に来て、白唇短縮術を追加しました。
本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストン、ペタンっとするし、頤は前にあるのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果弘がった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。それより何より、私が行う白唇短縮術の結果に満足しているから、今回追加切除を希望された訳で、では人中を含めた白唇短縮術の説明を下に加えます。
これまでの手術経過から載せます。当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除
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またまた他院での富士山型製造後。難しい口周りの手術を上手く!
表題に書く度に困惑しています。富士山型人中短縮術が横行しています。何故かと考えました。傷跡が短くしたいからか?、鼻翼横のドッグイヤー,dog earによるプリーツ,pleats;ひだを作らない技に欠けるからか?、単純に手術時間短縮を図りたいのか?、いくつもの要素が重なっていると思います。一番の原因は、その結果として富士山型になった症例はホームページやSNSに載せないからだと思います。因みに私に関係の近い医師も作っていて、質問してきましたが、解っていませんでした。大事な事は傷跡の長さではなく、精緻な技で丁寧な縫合をして傷跡を目立たなくすればいいということです。もちろんそれには経験を要しますが、形成外科のトレーニングを受けているかどうかも見分ける方法の一つです。
また説明しますが、形成外科
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