美容医療に於いて形態的な理想を求めて外鼻の手術を行ないます。鼻の中と外は担当科が別で、鼻の中は耳鼻咽喉科ですが、鼻の外の形態は美容形成外科です。今どきは間違う人は少ないでしょうが、戦前の昔は耳鼻科医が外鼻も手術していました。まあどうでも良いことですが・・。
しかし外鼻の美容形成外科は多彩です。形態的な理想像といっても、アジア人は特徴的で、鼻が低く大きい。でも平均的に身長が低く、その割には顔の幅がある短頭ですから、比率的には鼻が余り大きく見えない。ただし逆に顔面の前面が平板でそこに鼻が乗っかっているから大きい鼻が目立つ人も居ます。何回も強弁してきましたが、美容形成外科に於いて形態の評価は夫々の部品だけでなく周囲の部品とのバランス、顔面と体幹の形態と、三次元的な比率を考慮しなければなりませ
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻唇角プロテーシス
鼻唇溝プロテーシスと鼻唇角プロテーシスの組み合わせが流行中。*今回は難しい症例でした。
鼻唇溝プロテーシスと鼻唇角プロテーシスは、本来私と父が考案したものです。いや本当、は父が誰かから盗んだのかも知れません。何しろ父は、昭和40年代に、鼻のシリコンプロテーシスをしてみようと目論んだ際に、懇意にしていたホステスを、戦前から隆鼻術をしていた病院(もちろん十仁です.)で受けてもらい、その人が戻ってきたら直ちに抜いて、プロテーシスの材質やデザインや挿入部を見せてもらってから、自分でも隆鼻術を開始しました。その後、父は隆鼻術の名人と称されることになったのは有名です。大多数の症例に対して、台付きL型プロテーシスで本当のアップノーズ(白人の美人の鼻)を造っていました。
ちなみに鼻唇角プロテーシスは、台付きL型プロテーシスの台だけを流用したものです。皮膚・皮下組織の余裕がない症例では、台
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今や鼻唇溝(鼻翼基部?!)プロテーシスを”貴族手術”。鼻唇角(鼻柱基部?!)プロテーシスを”ネコ手術”として流行しています。韓国は行かれませんから私に罹る人が増えてきました。セットも適応。
元々は私と父が開発した手術法です。韓国は昔から先進技術を盗みとって進歩してきました。電気製品も車も、重工業もです。美容医療も今でこそ韓国が進んでいる様に受け取られていますが、つい20年前まではほぼ禁止状態でした。戦後からの事情で在日が居ますから、彼等を介して韓国へ美容医療の技術が流出しました。何とT先生の一派達はわざわざ教えに行き稼ぎました。つまり、韓国は美容医療の先進国では有りませんが、導入されたのが遅かったから、昔の過ちを経験していないので、国民に忌避観念が植え付けられなかった結果流行したのと、国策として国際的に韓流とセットで売り付けてきたのです。そう言えば昔の日本もそうでした。明治維新からは欧米の技術と知識を導入し、調子に乗り過ぎて戦争に負けて、戦後はUSAの庇護の下で経済大国化しまし
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遂に鼻唇角プロテーシスと鼻唇溝プロテーシスの同時手術。貴族手術だか、ネコ手術だか、じゃなくて私が元祖だよ!。
いきなりまた、気合の入った題名ですなあ!。まあまあ、落ち着いて!と諌められそう。何しろ逆に言えば、韓国でニックネームを付けて流行らせてくれたんだから?!、ありがたいと思います。そもそも元祖と言っても本当にそうかは判らないし、そもそも手術法を他の医師に明かしたのは開発者である亡き父です。それに美容センス=美容的素養、観点を磨いてくれば、この二つの手術を思いつく医師が出現するのは当然とも言えよう。
昔から、鼻唇溝=法令線(私は人相学の占い師ではないのですが、皆さんはこう呼びます)を埋める治療は求められてきました。”しわ、しわ”って患者さんは言うけれど、溝です。骨格的に折れ返り線で表情筋の付着が引きつけて凹む部位なのです。骨格的に貴族は平らで、偉そうな貴族は無表情だから鼻唇溝が浅いと見られた
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L型プロテーシスに鼻唇角プロテーシスを組み合わせるのを分離型と言います。
鼻唇”角”は読んで字の如く’角度’です。部位としては鼻柱基部の深部にプロテーシスを入れます。側面像で、鼻尖から後方へ鼻柱が造る線と、白唇(口唇は赤い部分だけでなく皮膚の白い部分も口唇で、皮膚色ですから白唇、はくしんと読みます。) の交わる角度が鼻唇角です。患者さんには、最低限直角以上にしたいと云われます。鋭角だと正面から視て、鼻が喰い込んで見えるからです。角度を変えるにはプロテーシスで鼻柱基部を前に出す事ができます。
鼻唇角プロテーシスは韓国で「ネコ手術」と称されて流行っている様です。確かに東アジア人に鼻唇角が鋭角で喰い込んでいる人が多いので、韓国には患者が多いのでしょう。もちろん日本人の半分は遺伝的要素が同じですから適応患者は多数です。ちなみに鼻唇溝の上の三角形の深い部分にプロテーシ
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