口周りの手術は、数年来大流行りです。本ブログに提示する症例が多発しています。私は白唇部での口唇短縮術と口角挙上術を組み合わせる手術を多数提示しています。費用面からブログ提示のモニター承諾を希望される症例が多いので、約半数以上は提示しています。実は本症例の患者さんは当院をお気に入りで、これまでいくつかの治療を受けてきました。でもこの私の書いている院長ブログもご覧いただいていて、口唇の手術は任せたいと希望されました。嬉しいかぎりです。そうなれば、術前診察での検討の為に、念入りに計測して、よく視診して、デザインプランを頭に入れておかなければなりません。難しくも楽しい診療です。
症例は38歳、女性。口周りはこれまでに鼻翼の外側切除術を他院で受けている。口角も他院で引き上げ済だが、創跡が見える。
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カテゴリー別アーカイブ: 美容外科学
口周りの手術を外鼻から入りました。口唇手術を始めます。
昨年素敵な女性が来院しました。美くしい女性が最終兵器としての口周りの治療を希望されました。この部位の治療が評判だからで、美容外科医冥利に尽きます。美容医療の対象は美人です。人は外面的にはそれぞれでも、内面的な美人が外面をより向上することで好結果をもたらすのです。内面美人とは、美しさに誇りを持って、より向上したい心です。美人度は内面と外面の調和だと考えてきました。ですから口周りの手術は計測から入り、比率を見ながら診察する必要があります。まずは症例をもながら説明します。
症例は37歳、女性。細面(ほそおもて)の患者さん。顔面輪郭は卵型で理想的ですが、上中下の比率は上顔面(生え際~眉の下)70㎜:中顔面(眉下~鼻下)60㎜:下顔面(鼻下~頤尖)65㎜です。中下のバランスが不満。中1/3が短い
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上口唇(白唇部)短縮術と、口角挙上術と、鼻翼縮小術は、新たに工夫して経過良好。
口周りの手術は最終兵器だと書いてきましたが、そうならない症例もあります。他院での治療に不備や不足を感じて、再手術や追加手術を受けようと悩む患者さんが、少なからずいらっしゃいます。本症例が何を治したいのか画像を見ながら説明していき、術前と術直後から経過を診ていきましょう。
症例は31歳、女性。本年5月に初診。鼻の下が長いと訴え、当方を受診。既に他院で、鼻翼を内側で切除して3mm縮小されている。不足例です。口角は下がっていない。半年後に再来し、診察して手術プランを立てました。やはり白唇は5mm切除、口角は45度7×7mm。鼻翼は更に小さくしたいし、創跡が連続出来るから同時手術は可能です。内眼角間に合わせて37mmを32mmにするため、内側を幅2mm切除して鼻孔底を糸を通し引き寄せる事とした
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スレッドリフトと眼瞼埋没修正術の2週間後経過
数年来の馴染みの患者さんです。加齢現象に抗う為、眉下切開から入りました。口唇も検討していますが時間の関係で見合わせています。眼瞼は重瞼術埋没法で微調整してメンテナンスしました。
今回年末年始を利用して簡単な手術であるスレッドリフトを受けることとなりました。ついでに眼瞼の埋没糸の追加してラインの調整もしました。
画像をご覧下さい。術前術後の正面像、左斜位像、右側面像を並べます。
テープを貼っている2点は3Dリフトの刺出点です。
耳の前のもみ上げの後ろにテープがありますが、ここが刺入点です。
耳前が刺入点で、Jowl (マリオネットラインの後ろ)が刺出点です。
それでは、手技を説明しましょう。私はJowl の改善にはスレッドリフトを多用
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満を持しての手術。加齢と経年変形に対して口周りと眼瞼を治してお悦び!
症例は50歳、女性。2年前に来院。その際は20年前に受けた眼瞼形成術の経過としての(医原性)眼瞼下垂症の診療を受けました。また鼻翼は既に手術を受けている。本年初めに再来し、もう一度診察した際に、口唇についての主訴が加わったのです。その際は手術の機会が取れなかった。暮れに予定を立てる。まずは口周りの手術から予定しました。
白唇長=鼻柱基部〜Cupid's bowの底が20mmと長い。加齢に因る。歯槽突で白唇がもこっとしていて、しかも加齢で赤唇が薄いので、切除深を皮下脂肪層を残して外反したい。口角は画像の様に下がっていないが、相対的に下がるので併施する。内眼角間30㎜:鼻翼幅35㎜:口唇幅44㎜と口が小さいので頬骨隆起方向へ挙げて口唇を大きくしたい。デザイン:白唇部は鼻翼〜鼻柱〜鼻翼のNo
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