2013 . 6 . 19

美容医療の神髄Ⅰ-私にとっての美容形成外科-

父:「今の時代、美容外科になるのに、大学病院の形成外科でちゃんと研修してからの方がいいと思うよ。」

今から26年前、大学卒業後の進路を父と相談した結果、私は北里大学医学部形成外科に入局することを決めました。実は、その前に父は「十仁病院は新人も採るらしいけど、梅沢文彦院長とは仲がいいからもちろんOKだし。」とも言っていました。私達親子は、二社択一で迷いました。熟慮した結果、父は上記のように勧め、さらに「まあ、大学病院医局に所属するんでも、銀座美容外科でもバイトすればいい。形成外科と美容外科を同時に研修したらいい。」

26年経たいまも、あの時形成外科を選択してよかったと思っています。

当時から、形成外科を研修した美容外科医と、そうでない美容外科医は、お互いにグループを作り、主導権争いを繰り広げていました。

私は北里大学形成外科に入り、父の銀座美容外科医院でもバイトすることによって形成外科と美容外科を両刀使いできる医師を目指せることができました。

思い起こせばこの時、私は美容医療の王道を歩み始めたのだと言えます。

先月JSAPS(形成外科出身の美容外科学会)、先日JSAS(非形成外科医の美容外科学会)に出席し、二倍の勉強ができるチャンスに恵まれたことに喜びを感じました。

詳しいことは次回、形成外科と美容外科の異同について説明します。

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