2013 . 11 . 6

美しい女(ヒト)のプライド

これまでも、2回登場していただいた、美しい女(ヒト)の何年前からの経過をすべて同時掲載するのは不可能に近いのですが、今回先ずはほぼ手つかずの状態から、掲載させて頂けることになりました。

20年近く前からの美への飽くなき欲求が、ここに披露されます。

決してマニアックな人ではありません。ましてや、生来高得点の造作です。そして、滲み出る内面の美、いい女でいたい気持ちは至高の輝きを感じさせます。言ってみれば、夜の蝶(古い言い回し!?)の最高峰みたいな女の極みなんですが、実は単なる主婦です。

どうして、美容医療を受けたいか?。患者さんに聴いても心を明かして答える人は少ないのですが、私は時に突っ込みます。別に、容姿で稼ぐためでもでもいいでしょ。旦那をつなぎ止める為でもいいでしょ。でもさらに崇高な目的もありですよ。

私はいつも強調するのです。美しさに点数を付けるとします。80点の人を85点にするのは簡単で、それだけで満足を得られますが、45点の人を倍の90点にする為には、医療者も患者さんも大変な努力を要します。また、45点の人を59点にしても合格にならないから、満足を得られません。つまり、美容医療は美人の為には有用です。美人をより美人にするより、不美人を美人にする方が労力を要するのです。もっともこの女性は、贔屓目に見ると、85点以上を付けますので、取り組みやすい症例です。

唯唯自らの美への要求を飽かずに満たしたいが為、美容医療を求める。その欲求を否定する資格は誰にもありません。人として人の行う行為を利用して、向上する。我々は人として、知力と技術の粋を磨き発揮することで、人に豊かさを享受してもらえる。人と人の共同作業は人間社会であるべきの、もっとも人間的な行動であると考えられます。

難しいことを言ってもしょうがないのですが、美容医療を豊かな人間性、さらに言えば人格形成の一部として利用することは、美容、化粧、服装、装飾と同じような、外面形成の一部と捉えるべきだと思います。そして実は外面形成は、内面形成にも寄与するのはご存じだと思います。外面に自信がついて、内面的に高揚する、向上しようと努力するようになる。そんな症例がほとんどだからです。

さて、美しい人のプライドは外面も内面も美しいからです。症例を一気に供覧しようとすると、キャパをオーバーしてしまうので、今回は小さいデータ=20年前と現在の写真をご覧頂いて、変遷を推測していただこうと思います。

22歳2013110312140000

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です