2013 . 12 . 25

切らない鼻翼(小鼻)幅縮小術は、簡単に受けられます。その2=1ヶ月後

今回行った切らない鼻翼縮小術の症例は、実は2回目の手術です。だから逆に、症例提示として皆さんに役立つ経過をお示しできると思います。

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この症例は、昨年3月に1回鼻翼縮小術を行いました。左下図が術前下方から、右下図が術前正面像です。ご覧になるとお判りかと思いますが、鼻翼切除術も併用しています。

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左下図が術直後下方から、右下図が正面像です。

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術前の鼻翼最大幅40㎜を術直後34㎜に狭めました。鼻翼基部で2.5㎜の組織除去も併用しています。

これが術後1週間では下の二図の様に37㎜まで戻っています。実はこれが予定量でした。

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そして、1年9カ月が経過しました。37㎜で保たれていますが、さらに縮小を求められました。そこからは、最上部の図6枚に戻ります。

もう一度初回から数字をお示ししますと、初診時に鼻翼最大幅40㎜を、手術により34㎜にしたところ、37㎜になり定着しました。2回目に37㎜を、33㎜にしたところ、35㎜になり現在術後1ヶ月で定着と思われます。

もう一度、初回手術前と現在の写真を提示します。

 

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この症例は2回手術となったのですが、この経過には満足されています。なぜかというと、1回でここまで直したら、変わりすぎて周りにばれる。いきなり、40㎜が、35㎜になったら誰が見ても判ります。40㎜から37㎜、37㎜から35㎜と段階的に変えていけばばれないのです。

もちろん手術のダウンタイムはありますが、1週間マスクしておけばいいし、3日目には傷跡も見えなくなっている。そこが切らない手術のメリットです。

ところでこの症例では、数字を明確に追ってきました。1回目も2回目も、手術前と手術直後の差が、約1週間で半分にまで後戻りして、そのまま定着しています。その後は戻っていません。私はこの手術を15年来行っていまして、数字の判るものだけでも見直してみたら、ほぼ全例半分の後戻りでした。敢えて言うと年齢が上がるほど戻る量は大きいです。但し、年齢とともに鼻翼の幅は広くなりますから、若返り手術として、この手術の適応にはなります。

今回画像と数字で、切らない鼻翼手術の経過をお示ししました。いい手術だと思いますよ。

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