2014 . 6 . 26

最近のお約束のテーマ:ワールドカップと国家Ⅱ

昨日は朝から晩までテレビで「イヤァー、残念でしたねぇ~!」の連呼でした。言われないでも国民の大多数はそう思っていますって。テレビの視聴率のために見ているんではないから。サッカーファンは嘆いていればいいし、渋谷も静かだったみたいだし。などと、冷めているわけではなく、ワールドカップの続きも楽しみましょうよ。

私達の世代(東京オリンピックより前の産まれ)はサッカーになじみがない世代です。前に言いましたが私は小学生のころにはサッカースクールに毎週通っていましたが、中学ではラグビーをしていました。なぜなら、当時日本では、サッカーはアマチュアスポーツの一つに過ぎず、テレビ中継もほとんどなく、ヨーロッパリーグの放送も深夜にたまにあるだけでしたから。プロ野球が、シーズン中は毎日放送していたのとは大違いだったのです。私達が大人になって、しばらくして、Jリーグが発足したので、日常的にサッカー観戦を楽しめるようになりました。私も子供達と、毎週のように公園で蹴りあうようになりました。Jリーグの発足後、日本のサッカーは強化されていき、ワールドカップに日本が出る様になって、私達も日本代表の試合に見入るようになりました。日韓WCを長男は横浜で観戦できました。但しこれは丁度、1990年代からの失われた20年と共に進んできた事象だと捉えられます。

我が国のバブル崩壊後の失われた20年間。国際的に活躍できそうなサッカーを見て日頃のうっぷんを晴らそうとしてきたのではないでしょうか?。この頃から、野球でも、日本人選手が大リーグに進出していって活躍していくのも、同様の快哉を呼びました。さらに言えば、インターネットに押されて視聴者が減っていったテレビの、数少ない優良コンテンツとして、売られていったとも考えられます。

だからミーハーな私は、大人になってからはサッカーファンとして楽しんできました。子供たちの世代は幼少時から日常的に楽しんできました。だから、私はテレビでワールドカップを見たいです。さすがに毎日夜中は辛いのでダイジェストに頼ることも多いのですが。

国民のスポーツ代表への期待と、落胆。人心的には、国家統合に利用されそうなあやうさ。そこまで危惧することはないんじゃないかとの声が聴こえてくる前に。WCの記事を見ようと新聞を見れば、一面はやはり、危ない話で毎日持ち切りです。スポーツは国民のプライドをくすぐり、戦意高揚をもたらすから、時代背景にピッタリ合います。まあ、まだ結論は出ていないので詳しくは触れませんが、一つだけ、付け加えておきたいことがあります。「美容外科は平和な時代にしか、使えないものだ。頽廃的と言われようが、平和な時代にこそ必要な医療だろ?。」亡き父が常日頃言っていました。さらに「正義の戦争と、退廃した平和なら、どっちを求める?。」とも患者に問うていました。私達の世代は69年間の平和な時代に生きてきて、美容外科医としての私は、26年間この時代を享受してきて、患者さんに悦びをもたらしてきたと自負しています。ですから、来週以降のこの国のあり方に注目して置きましょうね。

話しは戻って、ワールドカップの日本代表の戦いぶりで気になったことは、やはり注目の本田選手のキレのなさでしょう。いろいろ言われている甲状腺の件の影響は、手術痕はそうだとしても、専門外なので正確なことは言えないのですが、言われているように眼瞼開大が甲状腺の影響だとは、にわかに信じられません。ある時から、レーシックを受けたと公言した時から、明らかに眼瞼下垂の改善が見られています。これが眼瞼下垂手術の結果であろうことは我々から見て、間違いないと考えられます。サッカー選手にとって視野の広さは有利なはずです。球だけを見ていればいい野球選手とは違う点だと思います(イチローや松井の事か?)この視野の広がりと、眼瞼下垂症状の改善のもたらす身体(フィジカル)機能の良好化については、私達美容医療の専門家が、症例ごとに日夜経験しています。

今回も、いつものように眼瞼下垂の話しで閉めます。症例提示は次々と予定がありますので、こう御期待を。

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