2014 . 1 . 10

今日のニュースを見て

時事問題のうち、政治や誹謗はこのブログでは取り上げずに、美容医療に関する私が身に付けた学術的真実だけを述べてきました。でも時には、ニュースから美容的観点の話題も提供してもいいですよね?。

実は、いま流れていたニュース。サッカーの本田選手が、イタリアの名門チームACミランに入団した会見を見て、目力と精神状態に強い相関がある事を感じました。見た人は感じる筈です。あの百戦錬磨のニュースキャスターでさえ、気圧されていましたから。

あの目は異様です。言う事は巷間に聞かれる通りビッグマウスです。でもそれは、むしろサムライを体現している様に思います。

どんな事を感じたか?。闘う者の強さ、目に現れているという事です。だって、彼は、サッカー日本代表の中心選手ですよ。あの彼の働きが、日本代表を導く事になる事は間違いないと思います。

広告されているので、皆さんも知っていると思いますが、彼は、あるSBCの専属です。レーシックを受けたのは有名で、その頃から他の一流アスリートにも必須の治療となっています。そして、ここからは推測ですが、眼瞼下垂手術をも受けていると見られます。そして、同時に重瞼術も受けていました。広告写真を見ると、レーシック後は二重になり、開瞼が強烈です。ただし、今日の入団会見のライブでは、一重まぶたです。

レーシックの結果、コンタクトなしでもいい視力が得られたのは、間違いないようで、ビデオを見ると、試合中ピッチ(サッカーグラウンド)全体を視界に入れて配球しています。ただし、ボディーコンタクトに関しては、忌避している様にも見えますし、身体で当たっている様にも見えます。元々コンタクトレンズなので、顔面をコンタクトするのは怖かった筈ですが、レーシックを受けたら意識が変わるかどうかは不明です。サッカー選手はボクサーではありませんからね。ところで眼瞼下垂手術を受けたのは正解ですよね。高校生の時の写真を見ると目が線!。今はオーバー。現在のあの開瞼はアスリートとしての武器ですよね。同時に施行された皮膚下垂手術である重瞼術は戻ってしまった様ですが、開瞼は充分すぎる程得られています。その点はあとで述べます。

本田選手は、4年前のワールドカップで台頭しました。ベスト16で終わったと言っても彼の働きは見事で、これまでに無いレベルでした。アッ、それはそれまでの中心選手=中田選手と重なりますね。彼は1998年に日本が初出場したワールドカップから2006年1次リーグ敗退まで、三大会でピッチ上のタクトを振っていました。ビッグマウスも同じです。あのころ、Jリーグ発足後に国際的レベルに近づいたサッカーを見るなら、中田選手から目を離せなかったものです。私の長男は1989年生れで物心ついた頃からサッカーが面白くて、見入った者です。彼も視野が広い選手でした。

しかし本田選手と中田選手は、目が違います。これは大きいかも知れません。中田選手は知っての通り、一重瞼で縦が小さく、被さっています。しかも眼瞼下垂です。画面からは、顔面軸を正立している際には、水平面より上は見えていませんでした。上にボールが飛ぶと顔を上に向けていました。また、顔を下に向けてドリブルをしている時には前が見えていませんでした。逆に首振りをし続けるから中田選手は凄いなどと言われていました。でも首を振ると姿勢が崩れるので必死です。可哀想でした。一般人でも経験はあると思います。

対して、本田選手は明らかに視界視野が広がっています。元々当たりに強く、相手が寄せてきても姿勢を保ち球を保持する。フィジカルの強さと言われています。開瞼が強化されてから、視界が広がり、ボールをキープした後に身体を入れ替えて抜いたり、スペースを突いた選手を見つけてパスするシーンが増えている様に見えます。下を向いてボールを見ているのに、前の選手が見えているのです。開瞼が挙ったからだと考えられます。だから本田選手がレベルアップしたかには、確証はありませんが、アスリートに取って、開瞼は武器な筈です。彼が、眼瞼下垂手術を受けたのなら、日本の為になっていると思います。同時に受けた重瞼術が戻ったのは、施行したクリニックのレベルの低さでしょうが、機能上は損失なく、形態的な損失です。もちろんイタリア人はみな二重ですが、セリエA(イタリアリーグ)は、多国籍で、アジア人も多いので一重瞼は受け入れられます。目が大きく開ければ目力が効くので、特にアスリートとしては使えます。多分中田選手の時代を越えるでしょう。

以上、本田選手に期待すると共に、その改造がいかに効果的かを、サッカーの質から考察しました。開瞼の機能的な重要度は、環境次第です。機能はその社会での要求に基づきます。ちなみに私は今年55歳になりますが、開瞼は良好で、患者さんからもモデルにされてしまいます。別に私はナルシストではないつもりですが、モデルとしてもらってうれしくないとは言いません。これも機能と社会の合致と言えます。

本田選手をキモーイと思ったり、私の目をキモーイと思う人はあり得ます。でもそれは、環境が言わせるのでしょう。開瞼が良くて困る事はありません。今日も59歳の患者さんに悦ばれました。瞼の機能は人格を表すとも言えます。

再び、切る手術と切らない手術論議に戻ります。

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