2016 . 6 . 1

切開法による眼瞼下垂手術も黒目整形の一種です。

症例は32歳、女性。一重まぶたで15年前に他院で舞いぼる法をしたが戻った。皮膚も伸びてきたように思うとのこと。LF12mmと効いている。フェニレフリンテストでさらに挙筋を一時的に強化するとよく開いてなかなかきれい。

手術は切開法で定着する希望。ラインは前回の高さで、その分切除を5mmとしました。

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今回右眼瞼の一カ所に腫脹が起きまして、コメントが不能となりました。従いまして術前、術後の画像は左眼瞼だけ提示します。次回抜糸時または2週間後くらいには解消します。その際に細かい説明をさせて下さい。

敢えて腫れていない左眼瞼についていえば、結構いい形が見えます。いずれにしても術中にはよく仕上がっていました。術中終了直前数分の間に腫脹が亢進して、気がついたら右眼瞼の開瞼が落ちていました。腫れると開かなくなるのです。術中に開瞼が得られたのを確認しておりますから、腫脹が解消したら、しっかり開きます。

本症例の患者さんはとっても優しい人で、「治るのを楽しみにしています。」「ダウンタイムは覚悟していますから。」と、さらっとおっしゃってお帰りになりました。

という訳で、次回以降をお楽しみに!