初登場ですが、長年私に罹って来た患者さんです。実は中国出身者で、3年前までは中国に行っては患者さんを見つけて連れてきて、美容治療を受けに来ていたのですが、3年間は不可能でした。
これまで、いくつかの手術もさせてもらいました。その結果には満足され可愛く出来上がっています。写っている鼻尖も可愛いでしょ?。眼瞼も綺麗ですが、個人認識不可なのでトリミングしています。患者さんに紹介する際に、自分が受けた手術なら、魅せて教えられますから、連れてこられた患者さんは、来院時にすでに理解されてます。他にも何回か看た治療法に対しては、予め説明しておいてくれて、患者さんは標準的な経過と結果を知っているので、患者さんも私も安心して受けられます。コーディネーターとカウンセラーも兼ねてくれるありがたい患者さんです
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カテゴリー別アーカイブ: 口元の美容形成外科
何例か目の3回目の白唇短縮術。出来ます。左右差を治します。
私は粗製濫造しません。丁寧に手術します。ところで、手術に臨む前段階では、広告やSNSが誘引する手段ですが、私は唯一ブログだけで紹介しています。そこでは詳しい説明と歴史まで記載して、真面目に教育活動をしています。本来美容医療は、患者さんのためになる筈ですが、間違った情報は患者さんの為になりません。何故そうなるかと言うと、美容外科の患者さんは本当の意味での口コミ(オープンにして伝える)を控える人がほとんどですから、美容医療クリニックは自らの優位性を”広告して誘引”するしかないのです。その中で私は、学会でも認められた医学情報も含めて、画像操作なしでブログで提示してきました。
こうしていざ患者さんが来院したら、多くの患者さんは私のこのブログを視ているから、知識を持ってきます。でも患者さんは一人
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今回はやっと上白唇短縮術に至ります。これまでの経過も載せます。鼻唇溝(法令線)に脂肪注入したらボコった。幾つもの修正術をしました。口角挙上術も応用して治しました。
美容医療に於いてやっていい事と悪い事があります。先ず取り戻せない形態不全はやって欲しくないのです。プランとデザインの不備です。確かに取り戻せる、または追加修正が可能な不備は仕方ないのかも知れませんが、無駄な時間と手間を要する事になります。今や美容医療は流行し、医師はピンからキリまで居ます。美容医療は自費治療が主ですから、参入者が増えたのです。結果、まともに医療を学んでいないで、ビジネスに特化したクリニックが増え、逆に医学を学んでも美容学の経験を身に付けていない医師も増えました。
今回はどちらが起こした事か不明ですが(多分両面です)、取り戻すのに苦労した症例に、一段落したので、追加手術を加えました。その経緯を視て下さい。
鼻唇溝に脂肪注入を入れて、それもオーバードーズ,Over dose:
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頤プロテーシスは、半円形でやや尖らせましょう。正中化には糸で引き出します。骨膜対筋も縫合して入り口を塞ぎます。
頤プロテーシスは、前に出すか?、長くするか?、幅はどれだけ欲しいか?。等いくつかのデザイン上の差があります。これまで、他院で入れたのに、格好良くないので入れ替えた症例は4例ありましたが、プロテーシスは全例同じデザインでした。もちろんチェーン店です。画像を載せます。
見ての通り、横長の半棒状ですから、前には出ますが、頤の幅が出来て、女性では男性化されます。E-ラインよりも口が前では人間らしくない(人間は口で啄まないから口が出てない筈)ので、頤を前に出したい人が居ます。この場合頤を前に出すのは賛成しますが、長くしたらしゃくれるし、幅が出来たら、強そうになります。USAの西部劇に出て来る様な強そうな頤になります。ちなみに割れたらもっと強そうですが、アジア人には絶対あり得ません。ヨーロッパの王家で
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鼻唇角プロテーシスは鈍角化が目的です。口周りの両顎の骨格的位置との関係が目的です。
鼻唇角とは、鼻柱の下の線と上白唇の人中溝の前の線の交点の角のことです。鼻柱基部とは鼻柱の両サイドの線と両側人中稜の交点です。微妙に違います。でもプロテーシスを入れて前に出す部位は前者が中央で、後者の間です。まあ近いほぼ同じ部分の喰い込みを無くしたいのです。目的は上顎歯槽部の前傾を目立たなくする場合と、角が鋭角に喰い込んでいるのを治したい場合ですが、関連した状態で、卵が先か鶏が先かの違いです。その目で画像を観て下されば意味が解ります。
本来は骨切りの適応もある場合でも、リスクが高いし、ダウンタイムが長く、また高額です。言ってみれば、骨は頭蓋骨ですから、頭と顔をばらさなくてはならないので、大血管や神経幹を損傷しない様に切る為には、解剖を熟知して居なければなりません。骨を切るのは当然電気のこ
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