カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合

2022 . 12 . 24

今回はやっと上白唇短縮術に至ります。これまでの経過も載せます。鼻唇溝(法令線)に脂肪注入したらボコった。幾つもの修正術をしました。口角挙上術も応用して治しました。

美容医療に於いてやっていい事と悪い事があります。先ず取り戻せない形態不全はやって欲しくないのです。プランとデザインの不備です。確かに取り戻せる、または追加修正が可能な不備は仕方ないのかも知れませんが、無駄な時間と手間を要する事になります。今や美容医療は流行し、医師はピンからキリまで居ます。美容医療は自費治療が主ですから、参入者が増えたのです。結果、まともに医療を学んでいないで、ビジネスに特化したクリニックが増え、逆に医学を学んでも美容学の経験を身に付けていない医師も増えました。 今回はどちらが起こした事か不明ですが(多分両面です)、取り戻すのに苦労した症例に、一段落したので、追加手術を加えました。その経緯を視て下さい。 鼻唇溝に脂肪注入を入れて、それもオーバードーズ,Over dose:
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2022 . 9 . 13

実物の結果を観たら、人中を含む両側鼻翼間の上白唇短縮術は、私の手術が最高に綺麗だと思うから、皆さんが希望します。

もう何年になりましょうか?。先日、初回手術症例の患者さんが、コロナ明けで久しぶりに来院されました。過去のブログとカルテを紐解いてみたら、2013年末でした。もう9年前です。ついでに、ブログになっている症例を数えてみたら、9年間で400例近くありました。多用する様になった6年前からですと、口周りは年60症例以上、人中を含む上白唇短縮術だけで、年に50症例以上手術してきました。毎週って感じです。 ただ症例数が多いだけではありません。丁寧に結果を出しています。週一例程度しか手術しないのは手術時間をかけるからです。切り取って縫う手術は取り戻せないからです。まず第一に術前初診時の診察にも時間をかけます。どの手術が適しているか?から検討し、切除量も重要です。手術とは、まず分解してから組み立てるので
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2022 . 9 . 1

あぐら鼻には鼻翼外側楔形切除術と鼻唇角プロテーシス挿入術が適応します。

美容医療に於いて形態的な理想を求めて外鼻の手術を行ないます。鼻の中と外は担当科が別で、鼻の中は耳鼻咽喉科ですが、鼻の外の形態は美容形成外科です。今どきは間違う人は少ないでしょうが、戦前の昔は耳鼻科医が外鼻も手術していました。まあどうでも良いことですが・・。 しかし外鼻の美容形成外科は多彩です。形態的な理想像といっても、アジア人は特徴的で、鼻が低く大きい。でも平均的に身長が低く、その割には顔の幅がある短頭ですから、比率的には鼻が余り大きく見えない。ただし逆に顔面の前面が平板でそこに鼻が乗っかっているから大きい鼻が目立つ人も居ます。何回も強弁してきましたが、美容形成外科に於いて形態の評価は夫々の部品だけでなく周囲の部品とのバランス、顔面と体幹の形態と、三次元的な比率を考慮しなければなりませ
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2022 . 8 . 10

満を辞しての人中短縮術の修正は人中だけでは無い上白唇短縮術。前回は後戻り、今回は後戻りゼロでしょう!。

この手術を人中短縮術と称している美容整形医師は間違っています。人中だけ短縮すると、富士山型の赤唇になります。他院での術後変形をよく見かけます。医療関係者以外の患者さんは、医療機関の流す情報を視てきますから、間違った知識を持ってきます。なお、手術名を洋語で書くとUpper lip liftです。直訳すれば上口唇挙上術ですが、手術で切除して縫合すると口唇の挙上効果を得られるので、私は上口唇短縮術と呼んでいます。ただし洋語では短縮,Shorteningとの術名はありません。 洋語のある如く、口唇は赤い部分だけでなく、その上の皮膚の部分は鼻の下まで口唇です。赤い唇を赤唇,Vermillion、皮膚の部分を白唇,white lipと称します。形成外科医なら知っています。口唇裂を手術するからです。
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2022 . 8 . 6

やはり口周りは人中だけではない上(白)口唇短縮術と口角挙上術の併施が適切で、好結果!。

口周りの手術は赤唇と白唇のバランスです。毎回書きますが、唇は赤い部分だけでなく、その上の白い皮膚も含んで形態を観る部分です。しかも赤唇の露出する表面や赤唇縁には手術痕痕を作れませんし、白唇の表面にも傷跡は避けたい部位です。ただし2箇所だけは可能です。鼻翼基部(医学的には点ですが)の折れ返り線から鼻孔底隆起の下、鼻柱基部(医学的には点ですが、人中の最上部)の折れ返り線は傷跡が目立ちません。赤唇縁は膨らみがあるから切りたくないのですが、口角部の赤唇縁は隠れているし隆起がない部なので切れます。 と言う考えで、上白唇短縮術で、白唇をスッキリさせて赤唇を豊かに魅せる。間違っても斜めには引き上げません。変形をきたす可能性があるからです。両側の鼻翼間を同じ幅で切除短縮しても、さらに外側は挙がりません
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