口周りの手術に邁進しています。ただこのところ、合併症症例の割合が多い様です。他院で口周りの手術を受けていい形が作れていない症例。むしろ左右差等困った症例。骨切ったら口が余った症例等。三番目のは合併症と言うより織り込み済み症例でもあります。
鼻は口唇の上です。口唇の白唇は鼻の下です。赤唇は白唇の下です。そう考えると先ず白唇を短縮して、出来れば同時に口角を挙げると、白赤とも改善し、次に鼻を治せます。赤唇も白唇短縮時に形態を変えられます。
もちろん先は長くなります。でも口周りの手術の第一人者として、誠心誠意取り組んで挙げたい症例です。口周りしか画像提示出来ませんが、実際には優しい雰囲気の可愛い女性です。今後見て行きましょう。
症例は26歳、女性。来院時口唇のティントで荒れて赤唇が
▼続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士
人中部主体の上白唇短縮術単独の先行が第一選択です。
最近症例がさらに増えています。口元の手術を毎日しています。他の眼瞼や鼻の手術やリフトの手術は糸だけでも入りません。当院は手術時間を3時間45分しか設定出来ないので、二時間以上掛かる白唇部短縮術+口角挙上術は日に一例しか受けられません。対して白唇部短縮術単独は1時間45分以内ですから日に二例出来ます。私は銀座で四日、大阪で二日勤務していますが、結果的に週に7例の口元の手術をした事もあります。その中で一定の割合でモニター(ブログ掲載症例)も増えています。今週は立て続けに四例載せます。その中でも特に結果が可愛い症例です。実はどの症例も可愛くしています。どの症例も悦びますが、本症例は特に悦んでいました。
症例は34歳、女性。本年6月に来院。
他院で目頭と下垂手術をして修正している。眼瞼の
▼続きを読む
▼続きを読む
人中部主体の白唇短縮術で可愛く!。口角は二次的に?。
このブログを見てきた皆さんなら、一目見て適応だと判るでしょう。美容医療に於いては、数字的にどうこう以前に見た目での診察は重要です。私も来院した患者さんを計る前に「ナゲェーっすねえ!。」と言ってしまうことがあります。もちろん即座に計って告げます。そして私が「任せて下さい。傷跡は日本一目立たなくなる様に丁寧に縫合しますよ!。」と言えば、患者さんも立ち直ってニコニコして「お願いします。」か、「だから沢山縮めて欲しい。」とか訴えます。私は「原則5mm以下にしましょう。傷跡が拡がらないで目立たなく保てるだけでなく、拡がればその分後戻りする訳ですからね。」と言って薦めます。《丁寧に!》が鍵です。
その際口角挙上術を二次的にするなら、時間的に予定を立てやすく、また専念できるのでより丁寧になるのかとい
▼続きを読む
▼続きを読む
まずは人中部上白唇短縮術を施行しました。
予めメールでお問い合わせを戴いていた遠方からの患者さんで、画像も送って来られて、一応手術適性が判る様にしておいた患者さんです。
症例は25歳女性。白唇長:鼻柱基部〜赤唇炎中央=18mmと15㎜以上は長い部類。側方から見てC-カールはあり、正面像で人中は浅いが狭く、弓の形は明瞭です。E-ラインは直線上です。鼻翼幅が39㎜ですから鼻翼縮小術皮弁法を2.5㎜×2で34mmを目指したい。内眼角間距離も36㎜ですから、目頭の蒙古襞も、一辺4mm60度のZ-形成術で2.5mm寄せて33.5mmを目指したい。このように顔面の計測でプランを立てないと不自然なバランスになります。口角挙上術もしたいが一歩ずつ進めたい希望で後日としました。その際口唇幅は49㎜ですから、鼻翼や内眼角間との比率次第で引き上げ方
▼続きを読む
▼続きを読む
目が離れているのは子供!。目がちゃんと開いているのは大人。縦横のバランスも大事。
大仰な題名を掲げました。大人になっても子供の様な目元中途半端な開瞼と重瞼。もちろん目の窓の横幅が無く、間が離れていて寄り目に見える。内側の白目が隠れている。成長してもこの様な形態では子供みたいで可愛いけど美しいとは言えず、社会的に弱者と看られてしまいます。
前にも書きましたが、人間は胎児の際に原始的動物から人間の顔の造りになり、生後も成長に伴って顔が内側に移動して大人の顔になります。動物から人間の成長に伴い、顔面の部品は外から内側に移動して行くのです。でもその程度には個体差があります。ですから、大人になっても目が離れていて鼻が高くならないでいる人は成長不足なつまり子供っぽく見えます。人間は直立したので、前方の遠方を両眼視できる様に成ったために両目が前を向いているのです。魚や蛙、哺乳類の
▼続きを読む
▼続きを読む