先々週に黒目整形非切開法を受けられた患者さんの、2週間後の経過写真を撮らせてもらいました。黒目整形はその名のとおりに、黒目の露出を増やす手術です。
症例は58歳、女性。先天的には奥二重だった?。一度埋没法で二重を広げている。ハードコンタクトを30年、ソフトコンタクトを10年装用してきた。LF:挙筋筋力(滑動距離)13mmと先天性筋力低下ではなく、後天性腱膜性眼瞼下垂症ではある。緑内障があり、開放隅角か閉鎖隅角かは不明だったためフェニレフリンテストは回避しました。診察中、ブジーを当ててシミュレーションしてみると、重瞼線を1mm挙げれば弛緩した皮膚を持ち上げられるし、形態的にやり過ぎ感も呈さないことが見て取られた。本症例は切らない眼瞼下垂手術が黒目整形として有用な患者さんだと判断し
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カテゴリー別アーカイブ: 美学
美容医療の神髄-歴史秘話第74話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その50”「相模原市から隣の大和市へ編4:美容形成外科学」
今回球と徳洲会病院での合同手術について説明します。内容はどうあれ医療に対する姿勢が大事!です。中小病院ならではの、様々なしったかめっちゃかな医療を経験しました。いくつか覚えているのは、a;口腔外科医と美容外科医である私による手術。b;後輩の耳鼻科医と形成外科医による耳下腺腫瘍摘出術。c;耳鼻科手術後の重篤な後出血を治す為に耳鼻科医と口腔外科医と私で四苦八苦した。d;心臓外科手術後に胸骨正中切開創が開き、私と共同で筋皮弁で充填しようとしたら、心臓外科医が術中に前胸動脈を傷めて出来なくなったどうしような症例等。更についでに長男の扁桃腺の手術をしました。とにかく今までで一番小さくてもアクティブな大和徳洲会病院では医局員が近しく、いい経験と知識を得られました。
a;徳洲会で美容目的の自費の手術
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難しい症例ですが、黒目整形切開法ならこの場合でも、いい感じが作れます。
今回は何回かの美容外科治療を受けてきた結果として、何らかの形態的変形と機能低下が見られるために、改善を計る為に当院の私を訪ねていらっしゃいました。難しいけれど面白い症例です。
症例は31歳、女性。7年前に眼頭切開。その後同部を修正した。先天性に右眼瞼下垂症があり(左右が違うのは見えていたそうです。)6年前に某非形成外科で切開法重瞼術を眼瞼下垂手術と称した手術を併施され受けているが、変わっていないとのこと。もちろん兎眼やLid lagもないから上眼瞼挙筋をスライドしていないのは明白。もっとも悪化はしていないそうで`医原性`眼瞼下垂ではない模様。LF:挙筋筋力(滑動距離)は右11mm、左13mmで右先天性眼瞼下垂は軽度。まずは術前と術直後の画像を提示します。
手術方法はいつも
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美容医療の神髄-歴史秘話第73話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その49”「相模原市から隣の大和市へ編3:美容形成外科学」
耳鼻科や口腔外科とはそれまで接触する機会が少なかったのですが、それはオーバーラップする部位があり、疾患もオーバーラップするので、むしろ取り合いになる可能性さえもあるからです。
例えば、口腔外科医とは歯科の免許を持つ者のうち、歯と口の中を外科的に診る研修をして来た者ですが、口の周りは顔ですから、容貌にも影響する場合があります。少なくとも歯や歯槽骨や、上下顎骨の形態は顔面の輪郭に影響する訳ですし、歯は表情により見える所なので審美歯科という分野さえもあるくらいです。耳下腺を始めとする唾液腺は口の中に唾液腺を分泌する開口部(耳下腺開口部は見て判る。)があるので口腔外科医も守備範囲です。実はその時初めて教えて貰った事がことがあります。複数の診療科目がオーバーラップする疾患に於いては、各学会が折衝
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美容医療の神髄-歴史秘話第70話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その46”「相模原から全国へ編2:美容外科学」
平成11年、1999年、私が13年次前後のトピックスです。日本美容医療協会とT先生の一悶着、その結果としての美容外科医師会でのクーデターを紹介しましょう。これはギリギリの危ない話題ですが、当事者しか記憶に無いはずですから、名誉を毀損するつもりでは無いことを強調します。T先生はお友達ではあります。またご子息は形成外科に所属しながら、美容外科を研鑽して来たと言う意味で、私と父との関係と同じルートです。会えば挨拶するいい奴です。現在売り出し中です。まだT先生の方が前面ですが、M.君の露出をかなり増やしています。私と父の関係に於いては、父は死ぬまで私を前面には立てませんでしたから、うらやましい限りです。
日本医療協会の理事は15人選出されています。父はドンキホーテと言いつつ自らを奮い立たせて会
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