カテゴリー別アーカイブ: 未分類

2015 . 3 . 5

目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。2週間後の経過

当院の得意とする手術:独自のZ−形成法による目頭切開=蒙古襞による拘縮解除術と切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=埋没方式による挙筋修復&重瞼術=NILT法 の2週間後の経過の提示を致します。 長ったらしい手術法の紹介をしてしまいました。最近、いくつかの名称をキャッチフレーズの様に使い分けてきたので、患者さんが混乱してしまうから、合体させました。 まず正面像で比較します。右が術前、左が術後2週間です。 何と美しい結果でしょうか?!。器用なんですね!、上手なんですね!、手術が丁寧だからですね?。よくいわれますが?。それだけではありません。症例患者さんがいい素材なんです。美しい、可愛い人は、よりきれいになることが容易なんです。しかもこの症例では、微妙な左右差があるので、左右
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2015 . 2 . 24

鼻翼縮小の長期経過

先日鼻翼縮小術後患者さんが長期経過画像を送ってくださいました。実は追加手術をした症例です。 1回目は2012年12月18日に行いました。鼻翼幅37mmを31mmにしたら,2週間後には33mmまで戻り、昨年9月に再来された際には34mmとなっていました。 本来は外側への張り出し(丸み)が大きいため、、切除したいところで、図で説明したのですが、たっての希望で、もう一度寄せることとしました。 2回目は2014年11月3日に行いました。32mmにしました。先週送りいただけた画像ですが、計測はしていませんが、見たところ形はいいでしょ。2回目は戻りが少ないのが証明できました。 上図は術後3か月ですから、もうこれ以上は戻らないと思います。私達の経験から、まずいけると思ってい
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2015 . 2 . 20

目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。Ⅱ

これまで何度か記載してきましたが、本邦には一重まぶた、眼瞼下垂、蒙古襞を呈する遺伝子が蔓延しています。モンゴル系遺伝子です。との内容で前回書き始めたのですが、とってもいい症例なので画像提示をたっぷり載せたら、長くなったので二度に分けました。 この遺伝子は、今から2万年前程前に東アジアの北部で突然変異が起きて発生したのです。その時日本には、既に南方からの移住者が居て(いわゆる現在でも南方系の濃い顔の人)その後北方から侵入した民族がモンゴル系遺伝子を持ってきて、国内に蔓延させたのです。典型的には、沖縄や、北海道の原住民には、南方系の遺伝子が色濃く残っています。皇室は北方系で、近親交配してきましたから、モンゴル系の遺伝子が濃く残っているのは見ての通りですよね。今世代から、平民と交配したので、
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2015 . 2 . 18

目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。Ⅰ

これまで、何度か記載してきましたが、本邦には一重まぶた、眼瞼下垂、蒙古襞を呈する遺伝子が蔓延しています。モンゴル系遺伝子です。細かいことは次回詳述します。 早速症例を提示します。一重瞼、眼瞼下垂、蒙古襞の併存するので、同時に治療した症例です。 下図の症例は、27歳女性。一重瞼(奥二重)で、他院で埋没をしたが左は浅くなり、右も内側が浅い。開瞼も、左右とも、内側が弱い。内眼角間距離/眼裂横径/角膜中心間距離=26/35/63と目の位置が若干離れていて、蒙古襞は一重まぶたなら普通。目の横幅はやや小さめ。蒙古襞の拘縮が典型的に内側の開瞼を阻害している。写真で見られるように黒目の上にかかる瞼縁が斜めになっているのはその証拠です。いわゆる寄り目で吊り目に見えるタイプです。黒目整形は内側を上げ
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2015 . 2 . 12

2015年もまぶたの診療に邁進致します。Ⅵ

眼瞼の診療の続きですが、さて、軽度の先天性眼瞼下垂に後天性眼瞼下垂が併発:この場合が難しいのです。 そこでもう一度開瞼という動作を機序=メカニズムから、説明しながら詳述したいと思います。下の図は、上眼瞼の断面図です。説明によく使われます。 開瞼の仕組みを順に説明すると、まず意識下では、起きて行動するためには目を開けていたいので、脳が信号を出して、動眼神経を電気信号が伝わり、上眼瞼挙筋;上図のLevator muscleを収縮させようとします。筋は後ろは骨に付いていますから、収縮すると前が引き込まれます。前方は挙筋腱膜;Levator aponeurosisとミューラー筋;Muller`s muscleの2枚に分れます。腱膜は瞼板=まぶたの縁の前に、ミューラー筋は上に付き、
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