カテゴリー別アーカイブ: 目頭形成術

2019 . 9 . 27

診察の結果、眼瞼下垂手術及び重瞼術の切開法には目頭形成術併施が適切です。

本症例はこのブログを観て手術に到りました。実は当東京皮膚科・形成外科の他の医師が読む様に薦めてくれたのです。患者さんは品川院を受診して前医が診察しました。目頭形成術の適応であり、患者さんも希望されたのですが、前医は最近美容外科診療を始めたばかりで説明のしようがなく、私のブログを見る様にすすめました。患者さんが早速画像を視たらその症例も結果が素晴らしいので、希望に萌え、すぐ銀座院を受診し私に罹ったそうです。実は私の医師としての姿勢が問われたのでしょう。 美容外科診療や形成外科診療に於いても、初診時の診察はまず病歴聴取から入ります。他の科目と同じです。 どの様な目的を持って来院したのか、何を治したいのか、何を情報のソースにしたのかなどから聴き始めます。主訴とか病歴です。 眼瞼な
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2019 . 5 . 8

目が離れてたのはやはり蒙古襞の被さりと狗縮の解消で治せました。長期経過を再掲します。

これまで何例か目が離れている症例を提示してきました。この症例に対しては、目頭切開が必須ですが、シミュレーションしてみないと解りません。でも術後診ていくと、自然な形態に出来上がりつつあります。今回約2年前の症例の画像を戴きましたので長期経過を再掲します。 症例は25歳、女性。先天性一重瞼。6年前埋没したが、外れている。LF挙筋機能11.5mm(正常値>12㎜)と先天性筋力低下に因る眼瞼下垂傾向だが、一重瞼では正常下限と考えられる。計測すると、眼裂横径は25㎜と一重瞼の人の平均だが、内眼角間距離は43㎜と正常範囲から逸脱している。でもそれは角膜中心間距離(平均値60㎜)が67㎜と、眼球が離れているからで、内眼角間距離から7㎜減じると内眼角間は36㎜と考えられ、蒙古襞の程度は一重瞼の平
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2019 . 3 . 27

眼瞼下垂症手術に目頭形成術の結果は素敵で、自然な形態と機能を作り上げられます。

このところ眼瞼セット=眼瞼下垂手術+目頭形成術が流行っています。SNSでは評判の様です。目頭形成術という手術名称も徐々に巷間に膾炙してきました。先日は早速患者さんが「目頭形成術はどうですか?。」と口にしました。 目頭の蒙古襞の狗縮は目頭切開(切除)手術をしても治せません。特に三日月型切除はZ−形成法以外の手術法では不可能です。基礎的な数学(幾何学)的な理論に基づきます。科学的に自明で、中学生でも理解出来るはずの理屈です!?。 また平行型の二重を造る為に目頭切開を奨める美容整形屋が横行していますが、それとこれはイコールではありません。平行型二重は蒙古襞の上に重瞼線が出来る形を言いますが、二重を高く設定すれば自ずと平行型になります。蒙古襞の被さりと拘縮の程度が強くて、かなり上に設定し
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2019 . 3 . 16

眼瞼形成術は下垂手術と目頭形成術のセットが定番か?。見事に自然で綺麗な結果です。

画像を見るとキツい目付きです。一重瞼(奥二重以下)で、蒙古襞が被さり突っ張って目頭の高さより目尻の高さが、測っていませんが見て判る通りにかなり上にあるのは、吊り目と称されます。前にも書きましたが、東アジア人は平均的に吊り目です。蒙古襞が無い人は在せんからです。でも蒙古襞の被さりの幅と拘縮(突っ張り)の程度には個体差があります。一重瞼の人では二重瞼の人と比べて内眼角間距離(目の間)で平均的に3㎜の差があります。統計的に調べました。さらにその中でも蒙古襞の狗縮度が強い人が居ます。 最近目頭切開と言わずに目頭形成術と称しています。目頭切開と称していた時代からブログに多くの症例を提示して来ました。このブログを始めた5年前から見ていって目頭切開のカテゴリーで選ぶと約200例載せて来ました。ざっと
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