黒目整形セットの症例が続いています。まず術前の写真を提示します。
今回の症例は18歳、女性。高校卒業前の若年者です。大学進学は決まっていますから、このチャンスに眼瞼形成術を希望された患者さんです。上に提示した画像2枚はどちらも術前です。左画像の様に髪を下して眉と眼瞼が見えないようにしています。右画像の様に髪をよけてもらうと眉の位置が見えます。開瞼時は常に前頭筋が反射運動で収縮して、眉毛を吊り上げています。この点も重要です。
まずは上に術直後の画像と術翌日の画像を載せます。眉の位置が下がりました。翌日の方が腫脹が亢進しています。これは常識です。48時間までは浸出期といって、手術の侵襲に対して反応して体内から出血と共に化学物質が出てきて血管透過性が亢進するために、水分
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カテゴリー別アーカイブ: 二重瞼と一重瞼
黒目整形の経過を術者に代わって載せます。美容外科医として出来上がってきました。
黒目整形は大多数の人間が適応します。特にアジア人では一重まぶたを二重瞼にする重瞼術が適応どころか機能的に必須ですし、一重まぶたの人は眼瞼下垂症を伴うことが多いので、黒目整形を併用するべき症例がほとんどです。そのほうが美しい形態を呈しますし、美しい形態は良好な機能に宿するとは私がいつも提唱していることなのでご存知でしょう。誰が受けても良好な経過と結果を得られます。ですから、黒目整形は提示症例になることが多いのです。
今回何故か、他の医師が診察して手術予定を立てていたのに、患者さんの都合で私の担当日に回ってきました。私は手術予定で一杯なので、本年から勉強を兼ねてアルバイトに来ている新進の形成外科医に手術を教えながらしてもらいました。
症例の患者さんは25歳の女性。一重まぶたで
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番外編として、新進の形成外科医に黒目整形を教えて、美容外科医に仕立て上げます。
モニターという制度は、物を売る場合に感想を頂くために安くしたりすることです。私達医療従事者(医師、看護師、カウンセラー)は、薬を含めて物を売ることもありますが、外科医は腕を売っています。そして治す対象は人間です。人間は個体差があります。そして好みもあります。社会的状況もそれぞれが違います。だから、適応する治療方法は多岐に渉ります。ですから、一人の患者の感想を得るためのモニター制度もふさわしくありません。さらにいうなら、宣伝広告をもってして、誰もが同じ様な結果を得られるかのような幻想を患者さんに抱かせる方法を誘因行為といい、違法行為です。ですからこうして、医療サイドが個々の症例をブログで説明するのが、正しい広告(誘因行為でなく、症例紹介によって広く知らしめること。)だと言えます。その場合もちろ
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美容医療の神髄-歴史秘話第66話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その42”「相模原編8:美容外科学」
それでは、13年目の北里大学形成外科・美容外科医局で、研究員としての博士論文に沿った記憶を掘り起こしてきましたが、今回やっと研究結果と結論を画像で説明したいと思います。
まず結果;Resultですが、光学顕微鏡;Light Microscopic Findingsと走査式電子顕微鏡の項目がありますが、光学顕微鏡では言い訳がましい記載になっています。要訳します。*コラーゲン繊維はファンギーソン染色出よく描出でき、瞼板の前面に沿う眼瞼挙筋腱膜から眼輪筋方向に前方に枝分かれしている。コラーゲン繊維は眼輪筋の筋体を貫いていく。しかし、薄切であり像は細切れであるので、我々はコラーゲン繊維が本当に連続性に走行しているか否かを判断できません。
だから、走査電子顕微鏡での観察が有意なのです。また
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二重瞼にするなら、黒目整形=切らない眼瞼下垂手術:NILT法が最適です。
NILT法=切らない眼瞼下垂症手術は素敵な結果をもたらします。私は常々一重瞼者は先天性皮膚性眼瞼下垂症であるから、重瞼術を受けるべきだと言ってきました。切っても切らなくても、どちらにしても黒目整形と呼びましょう。最近私は、切開法眼瞼下垂手術+重瞼術に蒙古襞解除術を併施する症例ばかりしている様に見えるかも知れません。ブログに載せる症例が多いだけです。実際には切らない眼瞼下垂手術:切開法眼瞼下垂手術=3:7くらいです。どちらもしっかり挙げます。
本症例は切らない手術で眼瞼下垂手術に重瞼術を加えるNILT法です。1週間で撮影にいらっしゃいました。メイクもしてくださいました。とっても綺麗な目元でしょう。くっきり二重でパッチリお目目にできました。上画像が両眼の画像です。下は近接画像です。14mm
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