久し振りに外鼻を手術した症例を掲示します。チェーン店系では、のべつまくなし同じ形の(出来合いの)シリコンプロテーシスを短時間(<1時間)で廉価で入れるので、症例数では叶わないですが、チェーン店ではトラブルも多いし、患者さんに合わない形が頻繁に見られます。
私達美容形成外科医は、主に軟骨移植とシリコンプロテーシスの併用手術を行なっています。今や定番で学会でも認められています。これが綺麗ですし、症例に合わせて作るので自然状態を損ねない。トラブルも少ないし、半永久的に長持ちします。ただし手術時間は圧倒的に長く、本症例でも約3時間を要しました。だから症例はチェーン店系の半分以下です。
実は更に、他の手術が多発しているからでもあります。ブログをご覧いただけば、口周りと眼瞼の手術が多発してい
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カテゴリー別アーカイブ: 美容外科学
口周りの手術は可愛い女子をさらに可愛くします。
丸顔というよりは目が離れている人は面長でないので可愛い!。というよりは子供っぽいのです。顔は生下時から、成長に伴い長くなりますが、標準的には特に下の方が倍率が高いのです。子供の方が下顔面が短くおでこが広いのです。だから、顔が長くない方が子供っぽく見え可愛いのでしょう。ところが下顔面が長くないのに(=面長でない。)、上口唇特に白唇が長いとバランスが取れていない訳です。典型的にここの改良が効を奏する症例ですね。
症例は20歳女性。人中部白唇長19mm。上顔面62㎜:中顔面62㎜:下顔面65㎜で比率的に下顔面がやや長い。上白唇が内反している。赤唇が薄い。外反C-カールが欲しい。眼瞼に特徴があり内眼角間(平均値34㎜)41㎜と目の間が離れているが、角膜中心間(平均値60㎜)72㎜と眼球が解離し
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定番の上口唇(白唇の人中部中心)短縮術と口角挙上術の併施は素敵な結果!
症例は20歳女性。来院後早速診察します。5月に鼻を手術しています。オープンで鼻柱を横断する傷跡がありますが、3か月経て成熟瘢痕になっているので鼻柱基部を切開出来ます。
白唇長(鼻柱基部~人中の最下点)=20mm。側面から診て白唇が直線的なので外反=C-カールをが欲しい。人中とCupidの弓は明瞭なので作成不要。上顔面(生え際~眉下)67mm:中顔面(眉下~鼻下)64mm:下顔面(鼻下~頤尖)70mmと下顔面が長い。上口唇(白+赤)27mm:下口唇(赤~頤尖)43mmと黄金分割比の5:8に充てると上下とも長い。顔面部品の横比は内眼角間34mm:鼻翼幅36mm:口唇幅47mmで口唇横幅を拡大したいので口角挙上術は45度方向に5×8mmの三角形切除部に引き上げる適応。画像をご覧ください。
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口周りの形態はいろいろな要素。でもまずいつもの上口唇(人中部)短縮手術は効果大。
口周りの形態は3次元的にいろいろな要素画構成します。口の上は鼻、口の下は下顎。前後位置としては歯槽骨と歯牙。E-ラインはその指標です。口唇は横のカーブも重要です。複合的要素のうち上下の長さを治すことが多いのですが、前後位置も調節しています。だから術前に細かく診察し、計測して適切な手術をしなければ良好な結果を得られません。その意味で、複合的な治療が功を奏している典型的な症例です。
症例は22歳女性。白唇長18mm。内反気味なのは、歯槽が前突していない上に歯牙も後方にあるからです。上顔面(生え際〜眉下)62㎜:中顔面(眉下〜鼻下)53㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)63㎜と下顔面が長く、上口唇24㎜:下口唇39と上下共が長い。頤に水平線あり。頤前突。骨切りは先に考えるとのこと。ただし下顎骨体部から
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口周りの手術は3点セットも定番化しています。白唇短縮術+口角挙上術+鼻翼縮小術皮弁法
口周りの手術の提示症例が続いています。しかもやはり、最終兵器です。顔面の部品や輪郭を治してきて、それぞれの結果が得られたのちに、口周りの問題だけが残存するからです。口周りの手術を上手に出来る医師は少ないからです。傷跡が顔の前面にあるため上手な医師に受けないとやばいし、ひどい場合には後戻りして、やらずぼったくりの結果になるからです。鼻翼もです。
傷跡を綺麗に縫合するのは美容整形屋の得意分野ではありません。形成外科医の得意分野です。巷間のチェーン店系の美容外科クリニックには形成外科のキャリアーを積んだ医師は居ません。だから創を真皮縫合を丁寧に出来ません。かと言って、形成外科出身の美容外科医で口周りの手術の症例を積んでいる医師は数少ないのです。日本中に10人は居ません。私はこの数年毎日の様に
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