カテゴリー別アーカイブ: 口角挙上術

2017 . 9 . 6

口唇短縮術には口角挙上術を組み合わせる症例が大多数です。

本症例はいくつかの手術を受けていて、やはり最終兵器の一つとして口周りの愛らしさを目論んだ患者さんです。 症例は27歳、女性。上下骨切り術を受けて硬組織が短縮後退させたら、軟部組織が余ったと感じた。鼻柱基部~cupid's bowの底までの長さ17mm。外反も少ない。内眼角間39mm、鼻翼幅36mm、口唇幅45mmとバランス的に口がやや小さい。 いろいろ評価してもやるしかない訳ですが、デザインの微調整に反映されます。切除は白唇部(鼻翼基部~鼻柱基部)を切除5mm。やや裏返りを求めて皮下脂肪中間層まで切除。口角は45度斜めに5×5mmの三角を切除して、5/√2≒3.5mm上と横に引くデザインを提案した。 口角は術直前に相談して40度方向とし、上に挙げることを優先しました
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