題名にある様にブログ掲載が少なくなっていました。何故でしょう?。いわゆるモニターですが、毎回最下段に書いている様に、正規料金から20%安くしています。ところで正規料金とは当院で決めた額です。美容を唯一の目的とする治療は自由診療(保険適応ではない自費診療)ですから、料金設定は自由でばらばらです。経費や人件費から損益を計算して、設定します。もう一つチェーン店では、経費の内訳の中でも、広告費が売り上げの半分を占める料金設定が横行しています。そこでブログ掲載が減った理由を考えると、昨今物価が上昇して経費が上昇しているから、料金設定を変える対処法も考えられます。結果的に、医療者側がモニター割引を躊躇する傾向もあったかも知れません。いや但したまたま、受けてくださる患者さんが減っただけかも知れません。
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻唇溝プロテーシス
法令線は鼻唇溝,Nasolabial foldです。線ではなく、上方の鼻翼横(基部ではない!)の三角形の窪みを埋めれば消えます。
題名に書いた様に、鼻唇溝プロテーシスは、鼻唇溝の上方三角形の窪みに限って入れます。法令線は人相学の用語ですから、洋語にはありません。英語ではNasolabial fold または grooveで、訳すと鼻唇溝です。なおアジアの彼の国では、鼻翼基部プロテーシスとか言っていますが、大間違いです。貴族手術とも称します。意味が解らなくはありませんが、間違いです。鼻翼基部とは鼻翼の最下”点”です。この様に韓国ではビジネス的な金儲け主義で美容医療をテキトーに取り扱います。医学的なまたは美容学的素養を求めません。彼の国はその様な国民性です。旧〇〇教会も韓国が発祥ですから、同様に金儲けをモットーとしていますよね。宗教とは言えません。
もっとも!、本邦の美容医療界はさらに混乱の極みです。本来美容医療も”
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ほうれい線=鼻唇溝,Naso Labial foldは線でなく溝です。鼻翼の横の三角形の凹みを埋めれば押し出されます。ヒアルロン酸で埋めてきましたがコスパが悪いからプロテーシスを希望。
形成外科と美容外科は一応違う診療科目です。共に美容医療の範疇ですが、原因のある異常な形態を治すのが形成外科。正常範囲の形態を向上させるのが美容外科。でもどちらも共に、上に書いた様に形態、それも”顔面を主な対象とする体表面に近い部位の形態”を改善するという行為が行われます。ですから、顔面の解剖学的構造、神経血管などの走行を知り尽くしていなければ美容医療手術も、ましてや中を見ないで行う注射も出来ないはずです。
通常形成外科診療は病院で為されます。他科との協力が必要な場合もありますし、多発外傷などはもちろん、先天性疾患なら生下時からの継続的診療が必要だからです。そして、さまざまな原因でさまざまな形態異常を治す為には、解剖を知り尽くしていなければならないのは当然ですが、逆に、既に中身が見えてく
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鼻唇溝プロテーシスは若年者でも適応します。
鼻唇溝はほうれい線と称されますが、線でもシワでもありません。英語では,Naso Labial Fold,略してNFLですから溝または窪みです。若年者でも目立つ人が居ます。そこには骨格も影響します。顔面の立体構造はバリエーションがあり、上顎骨と頬骨=Malar complexと下顎骨の前後関係や幅は鼻唇溝の深さや向きを変えます。本症例では溝の線は浅く、角度も広がっていて窄まっていませんが、Malarに対して上顎歯槽部が前傾していて、噛み合わせは合っているから下顎も前突していて、つまり鼻唇溝の上方部が、鼻翼の横の三角形から折れ返った様な窪みになっている骨格です。
そうであればやはりこれ!。鼻唇溝上方のプロテーシスの良い適応です。画像をご覧になれば納得される事でしょう。読者の皆さんも理解出来
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若年でも鼻唇溝が目立つ美人には、ヒアルロン酸ではキリがないのでプロテーシス。
顰蹙、ひんしゅくという熟語があります。顰めると蹙めるの漢字部分を合わせています。意味は、眉を顰めると顔を蹙めるです。
眉を顰めるのは嫌な時や怖い時や怒った時などの感情が表情筋の一つである皺眉筋に伝わり皺を造ります。どれも良い表情ではありませんから、筋の動きを止めたいと考えてボトックスで止めるのが第一選択です。この面は他の機会に書きます。
顔を蹙めるという表情も同様に嫌な感情により起きますが、特に法令線が深くなる原因ではあります。法令線の下には頬骨筋群という鼻唇溝を斜め上に引き上げる筋達が付着していて顔の後方に引き込むから溝になります。頻回に引き込まれているうちに、皮膚に折り目が付いて刻まれてしまいます。ただし、法令線(医学的には鼻唇溝)は、骨の折れ返り線でもあります。皆さんも触れ
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