各科目の説明を始めようと考えていたら、忘れていたことを思い出しました。学会の説明で専門医について触れましたが、どうやってクオリファイしているかを、書かなかったら意味がないではありませんか?。簡単に私の経験から、説明します。あくまでも、私の取得した日本形成外科学会認定専門医と、日本美容外科学会(JSAPS)専門医についてです。さらに今後の計画として各標榜科目に対して、各学会認定の専門医取得が義務づけられる予定なので、簡単に説明します。
私は医師になったのが、昭和62年ですが、平成5年に日本形成外科学会の認定する専門医(当時は認定医といいました。)を取得しました。日本形成外科学会の認定する施設で6年間の研修を受けた後に、申請しました。まず認定施設は相当する症例数を診療している、主に大学病院
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カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAPS)専門医
形成外科、美容外科、美容皮膚科、美容整形 などの科目名称って何を意味するのでしょう。Ⅱ =各科目の違いの前に標榜について=
前回本題からはずれ、話が長くなったので、ページを変えました。
各科目の意味を書いていこうと思ったのですが、何故かと言いますと、医師側にさえ誤解が生じているからです。ポイントは二つ。1:標榜科目は大学卒業後に誰でも何でも名乗れること。2:美容医療はほとんどは自費診療で、一部が保険担保だが、どちらもできる医師は限られていること。
先日、ある美容皮膚科の開業において、皮膚科医にお手伝いいただく為に談話していたら、「今度の院長さんは、美容皮膚科だけしてきたってどういう医師なのですか?。」といいました。いまや、美容皮膚科は標榜科目名として使えるので、開業時に美容皮膚科を標榜できるのです。研修歴などは条件として取り上げられません。上記の1にあるように、標榜科目は厚労省が認めたらどの医師でも認
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形成外科、美容外科、美容皮膚科、美容整形 などの科目名称って何を意味するのでしょう。Ⅰ =卒後研修の意味=
またまた、小難しい話を始めたくなってしまいました。というのも、日々患者さん方と接していて、美容医療の理解をされていないために、患者さん自身が損しているなあと思うことがあるからです。
何が言いたいのかといいますと、美容医療といっても範囲が広いので、どの科目の臨床経験がどれだけあるかで、診療分野が違うということです。
医師という職業は、医大を卒業して国家試験に通り資格を取得すれば、医師として何科を診療してもいいことになります。しかし、医師国家試験が求める知識は、最低限の医療を出来るだけの、広く浅い範囲ですから、医学部での教育カリキュラムはそれに応じた、やはり広く浅い知識の範囲となります。ですから、医師になりたての時には、美容医療に限らず、はっきりいって診療法さえ知りませんし、細かい専
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目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。2週間後の経過
当院の得意とする手術:独自のZ−形成法による目頭切開=蒙古襞による拘縮解除術と切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=埋没方式による挙筋修復&重瞼術=NILT法 の2週間後の経過の提示を致します。
長ったらしい手術法の紹介をしてしまいました。最近、いくつかの名称をキャッチフレーズの様に使い分けてきたので、患者さんが混乱してしまうから、合体させました。
まず正面像で比較します。右が術前、左が術後2週間です。
何と美しい結果でしょうか?!。器用なんですね!、上手なんですね!、手術が丁寧だからですね?。よくいわれますが?。それだけではありません。症例患者さんがいい素材なんです。美しい、可愛い人は、よりきれいになることが容易なんです。しかもこの症例では、微妙な左右差があるので、左右
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鼻翼縮小の長期経過
先日鼻翼縮小術後患者さんが長期経過画像を送ってくださいました。実は追加手術をした症例です。
1回目は2012年12月18日に行いました。鼻翼幅37mmを31mmにしたら,2週間後には33mmまで戻り、昨年9月に再来された際には34mmとなっていました。
本来は外側への張り出し(丸み)が大きいため、、切除したいところで、図で説明したのですが、たっての希望で、もう一度寄せることとしました。
2回目は2014年11月3日に行いました。32mmにしました。先週送りいただけた画像ですが、計測はしていませんが、見たところ形はいいでしょ。2回目は戻りが少ないのが証明できました。
上図は術後3か月ですから、もうこれ以上は戻らないと思います。私達の経験から、まずいけると思ってい
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