カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士

2016 . 12 . 15

美容医療の神髄-歴史秘話第71話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その47”「相模原から全国へ編3:美容外科学」

その後私の14~15年次の形成外科医生活と、美容外科のアルバイト生活。銀座美容外科医院の行く末について書き始めます。 その前に、私の美容形成外科医として13年次については濃厚な時を過ごしました。もう一度反芻します。 基礎研究に専従して博士号(医学)の取得までこぎ着けました。そもそもUc教授が就任したのは、1997年9月、平成9年、私が38歳になり11年次の途中でした。当時私は茅ヶ崎徳洲会形成外科に部長として2回めの赴任をしましたが、私の赴任直後にまだ教授に就任する前のUc助教授が挨拶に来て、院長に「このたび教授に選ばれました。今後は私の下でこの者が働きます。即きましては、受託研究費をお願いしたいと思います。この者は院長先生にも私淑しておりますから、今後とも宜しくと言う意味です。」
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2016 . 12 . 14

上口唇短縮術の症例経過です。やりすぎか?。でも悦んでいます!。

口唇短縮術の症例の経過画像を提示します。 このところ上口唇(白唇部)を短くしたい患者さんの来院が増加しています。このブログを見て来院する人が多く、経過が良好で(傷跡が目立たなくなる。)詳しい内容が説明してある為に安心だという患者さんの声を聴きます。ただしこの手術は経過が長い。しかも傷が見える手術ですから、すごい絵になります。今回は手術当日と1週間後を画像提示しますが、苦手な人もいるかと思い、途中の画像は縮小し、拡大写真は最下段に載せます。怖がりの人は、画像を見ないで読むだけにしてください。なお今回はその後に詳しい解説を載せます。濃い内容です。 症例は30歳、女性。USAの白人と日本人のハーフでタレントさん。白人の要素として、顔面が縦横の比率的に長い。上中下顔面の長さもすべて6㎝以
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2016 . 12 . 7

上口唇短縮術‐切開法が評判です。

このところ上口唇(白唇部)を短くしたい患者さんの来院が増加しています。評判かどうかは判りませんが、このブログを見て来院する人が多く、経過が良好で(傷跡が目立たなくなる。)詳しい内容が説明してある為に安心だという患者さんの声を聴きます。嬉しい限りです。それにさすがに最近は、数少ない美容外科・形成外科医の優位性が知れ渡って来たと考えられ、探し求める患者さんが多くなりました。そんじょそこらのビジネス的非形成外科医や逆に美容外科を知らない形成外科医との違いが理解されて来たのだと思います。ただしこの手術は、最終兵器で経過が長い。言い訳するのでは無く、今回の画像提示は術当日に限るので、結構すごいと思います。怖がらないでまずはさわりからご覧下さい。 症例は20代、女性。USAの白人と日本人のハーフで
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2016 . 11 . 24

これで完成か?。美男子はどう見てもイケてる。

本症例は2週間前に手術しました。男性ですから経過が早くて、結果が画像上でも見えてきました。今回は術前と2週間の画像を比較します。なお、画角とトリミングの関係からそれぞれのサイズが違うことをお許しください。 上左が術前、右が術後2週間です。画角が違うのでごまかしっぽいのですが、明らかに鼻の形態が改善しています。鼻尖カッコいい。下がった。鼻翼と鼻柱の位置関係は、矢印になった。よく見ると鼻翼上の傷跡はまだあるが、正面からは目立たない。口角は最下の画像で。 上左は術前の右斜位像、右が術後2週間の右斜位像です。鼻尖の形は斜位でもよく見えます。術前は鼻尖だけがぺちゃんと平らだったのが不自然で大問題でした。術後自然な形態となりました。鼻翼の上の傷跡は斜位像ではさすがに見えますが
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2016 . 11 . 23

美容医療の神髄-歴史秘話第68話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その44”「相模原編10:美容外科学」

13年次の研究員としての研究の紹介はここまでとします。大学病院医局でのお仕事は、臨床と教育と研究の3本立てであると強調しましたが、研究にどっぷりつかっていただけではありません。卒後教育面は美容外科を大学病院で展開するする際に付随しました。臨床も同様ですが、臨床面とはアルバイトも含みます。 ところで、研究の結果としての論文は手許にありますから、それをもって研究の内容を紹介したのですが、本来の目標は博士の取得にあります。13年目に論文は書き上がりましたが、その後は投稿、修正を経て受理されるまでに日時を要します。審査はその後ですが、大学の都合もありますから、チャンスは年に一回です。ですから、この後の博士号取得までの道のりは14年目以降の話題に挟んでいきます。ところで博士号というのは最終学術歴
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