2016 . 11 . 24

これで完成か?。美男子はどう見てもイケてる。

本症例は2週間前に手術しました。男性ですから経過が早くて、結果が画像上でも見えてきました。今回は術前と2週間の画像を比較します。なお、画角とトリミングの関係からそれぞれのサイズが違うことをお許しください。

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上左が術前、右が術後2週間です。画角が違うのでごまかしっぽいのですが、明らかに鼻の形態が改善しています。鼻尖カッコいい。下がった。鼻翼と鼻柱の位置関係は、矢印になった。よく見ると鼻翼上の傷跡はまだあるが、正面からは目立たない。口角は最下の画像で。

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上左は術前の右斜位像、右が術後2週間の右斜位像です。鼻尖の形は斜位でもよく見えます。術前は鼻尖だけがぺちゃんと平らだったのが不自然で大問題でした。術後自然な形態となりました。鼻翼の上の傷跡は斜位像ではさすがに見えますが、溝に沿っているので見えなくなります。この溝と鼻孔縁の曲線が平行であると鼻翼はすっきり見えます。

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上左は術前左側面像、右は術後2週間の左側面像です。明確に差が分りますよね。鼻スジは側面像での評価が重要で、女性ではアップノーズを求める人も居ますが、男性では鼻尖までが直線的なのが男らしい高い鼻です。なおアップノーズとは、アジア人に多い様な上を向いた短い鼻ではありません。これはショートノーズです。アップノーズは白人で、例えばイングリッドバーグマンみたいに可愛い人で、鼻尖だけがツンッと高い鼻をいいます。若い美容外科医が間違い易い点です。

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上左が術前下面像、右が術後2週間の下面像です。下からの画像では鼻尖のシャープさがはっきり見られます。鼻柱の傷跡はもう術前と変わらないくらいに目立たなくなりました。

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上左は術前の口唇部、右は術後2週間の口唇部です。口角の位置は表情で変わりますが、普通に口を閉じた際の口角の位置にはっきり差が見られます。締まりがある口元が強調されました。何故か顎ヒゲも剃りましたから、さらにすっきりしています。

画像を見るだけでも判りますよね。その画像も術後の方が自然にありうる良好な形態を作り出せています。好みはあるでしょうが、誰が見てもいい形と見えるでしょうし、逆に異常な形態とは認識しないと思います。

再診時に写真を撮らしてもらう際に、本症例の2回前のブログで詳しく説明したので、私が「ご覧になりましたか?」と訊くと患者さんが「熱いブログを書いてもらい有り難うございました。」とニコッとされました。イケメンは笑顔も似合います。こちらとしては礼をいただく筋合いでは無いと口ごもり、それだけの濃い内容を書かせてもらえたのは患者さんのおかげですので、むしろ私が感謝しています。ですからこの回は画像の比較に徹して判り易く書いてみました。

読者の皆さんもよーくお解りいただけたと思います。っと思っていたら、早速口角挙上術の希望患者さんが、ブログを見て来院されました。ヨーシ良い結果を得るべく丁寧に行います。鼻の初療や修正の患者さんもお任せあれ!。

いずれは、鼻と口元のいろいろな治療法を比較して説明したいと思います。