表題に書いた様に、口周りの複数回手術の患者さんが増えています。一度上白唇を短縮すると、可愛さアップし、またはセクシー度が挙がります。所謂「鼻の下が長い。」のは優しいキャラクターを損ねるからです。多くの患者さんは好感度アップを求めます。または治療を受けたい人はその面に意味を見出しています。その意味で複数回の上白唇短縮術は、見事に効を奏します。
でももう一つ、私はこの手術に於いて、創を綺麗に治す為に丁寧に縫合しますが、本当に結果が綺麗なのはSNS上でも有名です。形成外科の技術を長年修練した美容外科医で、上口唇短縮術を上手に出来る医師は、本邦に数名しか存在しません。逆に、非形成外科の美容整形屋は真皮縫合の技術を身に付けていないので、創跡が目立つ結果になります。時折その結果を見かけます。
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士
スレッドリフトとPRP療法の組み合わせで明るく若々しく!。優しいキャラクターの女性には似合います!。
毎回患者さんに強弁しますが、美形な顔面の基礎は輪郭です。正面輪郭では細面で面長。逆に丸顔は可愛いですが、美人とは言いません。五角形や三角形の顔面輪郭は野暮ったい。側面輪郭ではE-ラインが重要です。E,Aesthetic–ライン,line は鼻尖と顎を結ぶ線ですが、口吻がその線上にあるのが美しいとされます。側面輪郭でも部品以外の凹凸が少なく前方に丸みがある方が綺麗です。瞼頬溝やゴルゴ線(ゴルゴ13の著者は先日亡くなったのですが、劇画は継続するので引き続き使います.)も斜めや側面から見えます。目尻や頬のコケは正面から見え、側面からも影が見えます。美形な顔面は、対する人を優しい気持ちにさせ、明るいムードを立てます。
輪郭が美人の部類なら、部品の改良で美人度アップされます。逆に輪郭を改造すれば
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やはり2回目の白唇短縮術後には2回目の口角挙上術をしたくなります。
人中とは、読んで字の如く、人の真ん中です。と言っても顔の中心で、口と鼻を結ぶ溝と2本の稜線です。ですから、人中短縮術という手術はあり得ません。人中だけを切除して短縮したら、富士山型の赤唇縁になります。まともな美容形成外科はしませんが、美容整形屋は学術的素養を持たないでビジネスに注心しているから、富士山型の唇をよく見かけます。
さらに言うと、鼻の下は唇です。赤い唇を赤唇、その上の皮膚の肌色の部分は白唇です。日本人だけが知らない言葉です。何故その点が大事かというと、赤唇の形態は白唇の形態に依存しているからで、対称性や歯牙の咬合面との位置関係も白唇が決定するからです。だって上赤唇は上白唇に吊られている訳ですから。もう一度書きます。鼻の下切除術は人中短縮術ではなく、人中を中心とした上白唇短縮術
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鼻唇溝プロテーシスと鼻唇角プロテーシスの組み合わせが流行中。*今回は難しい症例でした。
鼻唇溝プロテーシスと鼻唇角プロテーシスは、本来私と父が考案したものです。いや本当、は父が誰かから盗んだのかも知れません。何しろ父は、昭和40年代に、鼻のシリコンプロテーシスをしてみようと目論んだ際に、懇意にしていたホステスを、戦前から隆鼻術をしていた病院(もちろん十仁です.)で受けてもらい、その人が戻ってきたら直ちに抜いて、プロテーシスの材質やデザインや挿入部を見せてもらってから、自分でも隆鼻術を開始しました。その後、父は隆鼻術の名人と称されることになったのは有名です。大多数の症例に対して、台付きL型プロテーシスで本当のアップノーズ(白人の美人の鼻)を造っていました。
ちなみに鼻唇角プロテーシスは、台付きL型プロテーシスの台だけを流用したものです。皮膚・皮下組織の余裕がない症例では、台
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眉下切開の2回目と、下眼瞼下制術の追加と、切れ長整形の修正を同時施行しました。
何度も登場して下さるゴージャスな女子です。私のモットーとする「美しく可愛い女性は常にもっと上を求める。」との名言に最も合致する女性です。どこが美しいかと言えば、首から下はゴージャスな体型で外人の様に均整が取れています。顔面も白人的な輪郭と部品は整っています。
アジア人(モンゴロイド)と白人(コーカソイド)の平均的な身体的差異を述べます。まず首から下ですと平均身長が10㎝以上違うのは誰でも知っていますが、骨格と筋肉の着き方(当然相関しています)も違います。白人は女性でも胸郭が厚く、だから胸?もゴージャスです。臀部もキュッと上っていて格好良いのです。他に何箇所も違いがありますが、この患者さんは、いくつもの面で身体的にゴージャスです。
顔面はまず正面の輪郭が違います。アジア人は丸顔で平
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