本症例の患者さんは、素敵な女性。美容外科治療のファンですが、これまでの治療に満足していない面がある様です。私を訪ねて、口周りの治療を求めてきました。口周りの手術は最終兵器ですが、まだ他にしたいことがあります。単純に白唇部短縮術と口角挙上術の併施は受けたいのは診れば判ります。口周りに付随して、既往の手術後に治したくなった他の部位もあります。全体的な評価は後段にして、まず外鼻から簡単に説明します。
本症例の治療順は口周りの修正としての鼻翼縮小から入りました。その後の経過を診て形態が判明した後に口周りの手術に到りました。ついでに眼瞼の修正をしましたがそちらはブログ提示の契約外なので割愛します。
症例は41歳、女性。若返りを求めて来院されました。まず美容的な評価をします。上下眼瞼、口元等
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士
目(眼球)が寄っていても、蒙古襞の拘縮がある症例はZ‐形成で解除の適応になります。
本症例は面白い症例です。眼球の位置が近いので内眼角間距離は大きくないのですが、蒙古襞の拘縮と被さりがあり、目の窓が吊り目型です。本症例に目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術をしても良いのかは、悩ましいところです。でも、やはり画像を見れば結果は得られています。もっとも、今後の経過を診ていかなければ、皆さんも評価が難しいでしょう。でも私には見えています。やってよかったと思います。実はリピーターで、これまでにもブログ提示しています。
症例は37歳、女性。実は昨年初診時から眼瞼部の修正を求められました。3年前に他院で挙筋短縮術を受けましたが、奥二重のままで皮膚の下垂が改善していないのを訴えました。しょうがないので来院時もアイプチしていました。重瞼の引き込みは弱く、他院で埋没法の重瞼術を受けてきました。
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口周りの手術を二回に分けました。色っぽい女(ヒト)を更に美しく!
本症例の患者さんは、素敵な女性。美容外科治療のファンですが、これまでの治療に満足していない面がある様です。ですから私を訪ねて、口周りの治療を求めてきました。患者さんも口周りの手術は最終兵器だと捉えている様です。とはいっても、まだ他にしたいことがある様です。単純に白唇部短縮術と口角挙上術の併施は受けたいのは数字を診れば判ります。口周りに付随したり、既往の手術に加齢が影響して治したくなった他の部位もあります。
実際本症例の治療順は口周りの修正としての鼻翼縮小から入りました。その後の経過を診て形態が判明した後に口周りの手術に到りました。ついでに眼瞼の修正をしましたがそちらはブログ提示の契約外なので割愛させて下さい。
症例は41歳、女性。若返りを求めて来院されました。そう言われればまず美
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鼻、口の順で口周りを数次的に治してきました。
口周りの手術は周囲とのバランスが重視されます。口とは口唇の間です。唇とは赤い部分だけだと思っている人が大多数でしょうが、赤い唇は赤唇部、その上下の上は鼻の下までを白唇部と称します。欧米の言語では一般用語です。White lip: 白唇& Vermilion:赤唇です。赤唇や白唇は前後の傾斜が重要ですし、縦の数値は治せます。横のバランスは顔面部品および顔面の幅との比較が重要です。そして口の上は鼻です。口の下は頤です。
顔面の縦の比率は、上中下に三分割します。上は生え際から眉下まで、中は眉下から鼻下、下は鼻下から頤尖までを比較します。白人では上中下とも60㎜と同値が理想的ですが、アジア人の多くは上顔面は短い=頭が小さい。そして中顔面が短いのは寸詰まりだからで、比して下顔面が長い人が
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目(眼球)が寄っていても、蒙古襞の拘縮がある症例はZ‐形成で解除の適応になります。
本症例は面白い!。題名にある様に眼球の位置が近いので、内眼角間距離も大きくない。でも蒙古襞の拘縮と被さりがあり、目の窓が吊り目型です。本症例に目頭切開=蒙古襞の拘縮解除術をしても良いのかは、読者の皆さんもも迷うところでしょう。私も悩みました。でも、やはり画像を見れば結果は得られています。もちろん今後の経過を診ていかなければ、皆さんも評価が難しいでしょう。でも私には見えています。やってよかったと思います。実は、私のリピーターで、これまでにもブログ提示しています。あくまでも、提示部は手術部位に限る契約なので、教えられません。今回の眼瞼部の提示に際しても別人使いにしていきます。
症例は37歳、女性。実は昨年初診時から眼瞼部の修正を求められました。3年前に他院で挙筋短縮術を受けましたが、奥二重
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