カテゴリー別アーカイブ: 美学

2015 . 2 . 24

鼻翼縮小の長期経過

先日鼻翼縮小術後患者さんが長期経過画像を送ってくださいました。実は追加手術をした症例です。 1回目は2012年12月18日に行いました。鼻翼幅37mmを31mmにしたら,2週間後には33mmまで戻り、昨年9月に再来された際には34mmとなっていました。 本来は外側への張り出し(丸み)が大きいため、、切除したいところで、図で説明したのですが、たっての希望で、もう一度寄せることとしました。 2回目は2014年11月3日に行いました。32mmにしました。先週送りいただけた画像ですが、計測はしていませんが、見たところ形はいいでしょ。2回目は戻りが少ないのが証明できました。 上図は術後3か月ですから、もうこれ以上は戻らないと思います。私達の経験から、まずいけると思ってい
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2015 . 2 . 18

目頭切開=内眼角拘縮解除術は、眼瞼下垂症手術の一部と考えます。Ⅰ

これまで、何度か記載してきましたが、本邦には一重まぶた、眼瞼下垂、蒙古襞を呈する遺伝子が蔓延しています。モンゴル系遺伝子です。細かいことは次回詳述します。 早速症例を提示します。一重瞼、眼瞼下垂、蒙古襞の併存するので、同時に治療した症例です。 下図の症例は、27歳女性。一重瞼(奥二重)で、他院で埋没をしたが左は浅くなり、右も内側が浅い。開瞼も、左右とも、内側が弱い。内眼角間距離/眼裂横径/角膜中心間距離=26/35/63と目の位置が若干離れていて、蒙古襞は一重まぶたなら普通。目の横幅はやや小さめ。蒙古襞の拘縮が典型的に内側の開瞼を阻害している。写真で見られるように黒目の上にかかる瞼縁が斜めになっているのはその証拠です。いわゆる寄り目で吊り目に見えるタイプです。黒目整形は内側を上げ
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