これまで多くの手術をしてきました。当院には10年通っています。途中他院に移りましたが、約1年前から戻られて私の得意の手術を受けに来られました。他院の修正も兼ねてきました。
10年前から5年前までには切らない眼瞼下垂手術2回、眉下切開、鼻唇溝プロテーシス、鼻尖軟骨移植、切らない下眼瞼下制術、付随して下眼瞼たるみ取り筋皮弁法、切らない鼻翼縮小術、6年前には白唇短縮術5㎜。
2年前の再初診時からの内容を書きます。眼瞼の窓が323065、頬骨幅136㎜で、患者さんは目尻に余白を感じる。3㎜切開で半分戻ってサイズが合う。水平に。眼瞼は重瞼ラインが緩んで開瞼が低下した。中間のラインで切除3㎜が適応。まず目尻切開とJowl Lift。その後切開LTに切れ長整形を併施。思ったよりも腫れなかったが
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カテゴリー別アーカイブ: 美学
口周りの手術が続きます。
日本全国、いや今や全世界的に半ばマスク着用を義務付けられ、口周りの手術後を隠せるし、就労自粛でダウンタイムに周囲の人に会わない機会を作れるから約2週間のダウンタイムを巣ごもりできるから、口周りの手術が続きます。でも考えてみたら、マスクしている間は患者さんは口周りの形態改善の結果を誇れないじゃないか?。でも数ヶ月の中長期的計画で考えていけば意味があります。人中部の白唇短縮術は短縮効果が主たる目的でしたが、私はいろいろ工夫して形態的な改善も加えてきました。形態的な結果は日数を経なければ見えてきません。ですから確かにこのチャンスは有用です。医療者は時短や休日などの自粛協力はしてきましたが、基本的に休業対象から外れています。従って口周りの手術が続いています。今回の症例は形態的改善を主たる目的として手
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E-ラインは側方視だけでなく立体像も替えて魅せます。口周りは3次元。
本症例の患者さんには嬉しいお言葉を戴きました。「森川先生は顔面のバランスを診ていって、トータルに治して下さるから、その様な美容形成外科医に巡り会えてよかったです。だから御任せできるのです。」と、私のこれまでの経験から来る美容医療の素養を認めてくれたのでしょう。有り難いお言葉です。ですから幾つかの手術を計画を立てて施行してきました。一遍にはしません。何故なら第一に私の体力の問題。知的集中力もです。第二に大阪院では局所麻酔手術しか出来ないからです。第三には手術時間枠も大阪院では最長で3時間30分だからです。そもそも私は手術を丁寧に時間をかけて行います。特に切開縫合手術は、時間をかけて細かく縫い合わせないと、後々で傷跡の幅が出来て目立ってしまうからです。
今回は頤プロテーシス挿入術です。頤は
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やはり口周りは最終兵器。
長らく当院での診療を受けてきた患者さんです。私も手術に携わってきましたし、他の医師も診療してきました。お馴染みになったいい患者さんです。当初から面長の特徴は良い点と捉えてきたが、やはりそのうちでも下顔面が長くしかも上下口唇の比率的に上が長くなってきたので、熟慮の末に短縮術を実行しました。
敢えて言えば、上白唇短縮術は傷跡が顔の前面に出来る数少ない美容外科手術ですから、リスクベネフィットバランスを充分に検討するべき手術です。本症例の患者さんも長年悩んできました。
ベネフィットとしては、面長の人は上口唇が長くなると(10年で1㎜伸びます。)比率が崩れてきたのが目立つのです。短縮の効果が高いのです。赤唇の形や厚みの強調も症例ごとに求められます。ヒアルロン酸などで造っていってもキリがないのです。
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細面の優男は鼻もツンっと高くなくちゃ似合わない。
昔私が美容形成外科医になった30年以上前に、先輩上級医に、「鼻の手術を求める男性は精神的に病んでいる事が多いから気を付けろ!。」と念を押されました。それは誤認でした!。大間違いです!。
私の父は今から60年近く前の昭和36年に美容整形医院を開業し、その後Tクリニックがチェーン展開するまでは芸能人を始め銀座のホステスはみんな患者さんで、その世界の先駆者でありました。通常美容外科の患者さんの中で男性は平均的には10%とされていますが、銀座美容外科(昭和53年に美容外科が標榜科目となり、その頃から私も関与していました。)では20%近かったのです。父は鼻の手術に於いては本当の外人の様なアップノーズを作れる名人とされていました。更に個人差のある好みを汲む、美容的な知識に長けていたのでバリエーショ
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