カテゴリー別アーカイブ: 眼瞼形成術

2022 . 9 . 1

切らない眼瞼下垂手術=黒目整形=NILT法は片側でも適応しますが、ダウンタイム中はどんなに軽くても微妙な左右差が診られます。1か月の経過待ちです。

この1年程前からは、切らない眼瞼下垂手術がよく載っています。その為ブログを視て私に罹る患者さんが多くなりました。嬉しい限りです。じゃあ、なんでこれまであまり載せなかったのかと言いますと、はっきりしないのですが、他の手術が多かったからでしょう。私のブログの読者の患者さんならお解りでしょうが、切開手術が多かったからですし、もっと言えば、ブログのお題はいくつかの手術に特化しています。 ブログはいわゆるモニター患者さんだけ載せます。もちろん個人情報ですから、掲載の御承諾を頂いて、手術費用から20%引くことが契約の条件です。これまでも書いてきましたが、自由診療である美容外科手術の料金は、同様な手術を保険で受けて医療機関がいただく代金の2〜3倍に設定することが多いのです。特にTVCMを多量に流して
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2022 . 8 . 4

非吸収性注入物は、化学的に除去するのは不可能です。経年変化で肉芽化します。今回涙袋の変形を下眼瞼形成術で除去して涙袋形成も。

現在の美容医療(美容外科、形成外科、美容皮膚科)において注入法は花盛りです。さすがに非吸収性の物質は大っぴらには使われていません。たまに長持ちするヒアルロン酸とだまして、非吸収性物質が入れられているくらいです。ただし逆に言えば、未だにそんなことやっている悪い奴が居る訳です。数年前に乳房に使われた非吸収性物質はトラブル続出で、学会から使用禁止令が出ました。振り返れば、15年前くらいにも一時非吸収性物質が流行りました。鼻唇溝(法令線って人相用語で、美容医療の用語ではありません)に入れたら、数年で肉芽化して治すのが大変だったです。それ以前にも本世紀に入って美容外科が国民に認知されてから、時折り発売されて困った状態でした。 1960年代にシリコン注射が開発され、まず乳房にその後顔面にも注入され
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