カテゴリー別アーカイブ: まぶたの美容と機能

2018 . 11 . 22

眉下切開(切除)は適応症例が限られますが、若年者にも適応患者が居ます。

眼瞼が良く開くのに、皮膚が弛んで来てボテッと腫れぼったくなって来る症例は少なくありません。瞼を開く眼瞼挙筋による狭義の眼瞼下垂症なら、先天性筋力低下でも後天性腱膜性眼瞼下垂でも、挙筋の縫合術が必要です。一重瞼という先天性皮膚性の広義の眼瞼下垂“症”なら、(一重瞼は遺伝性疾患です)重瞼術が最優先です。しかし二重瞼で筋力が瞼縁と皮膚に伝わっている人でも、皮膚だけが伸びて来て邪魔になり目が開け難くなる人は皮膚だけ取れば良いので、眼瞼で除去してもいいのですが、眉下で切除する事も出来ます。 眉下切開は比較的経過が楽で、創跡もブローを書いて隠せるので、受け易い手術です。実は本症例は、他の手術との組み合わせで受けました。一緒には画像提示しません。ただしダウンタイムが一回でやり過ごせるのでお得です。患
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2018 . 11 . 19

今夏は手術が多かったので、術後3か月の完成!、が続々?

夏休み期間はダウンタイムを過ごせるので、病悩期間の長い手術を受ける患者さんが多かったのです。切開法の眼瞼形成術は代表的です。腫れたり内出血したりで対面する仕事は難しいので、夏休み期間が最適なのです。日常生活はサングラスでカムフラージュすれば可能でした。今年は特に温暖化で日差しも強く、サングラスして歩き回っている人を目にしました。その様な訳で眼瞼形成術が続きました。本症例はいつもの手術が適応です。 症例は24歳男性。先天性一重瞼で皮膚が下垂している。LF,Levator function 挙筋筋力(活動距離):11mmで先天性の筋性下垂に後天性腱膜性眼瞼下垂も伴う。眼裂横径25mm:内眼角間36mm:角膜中心間64mmなので縦横比からして筋性眼瞼下垂の程度は軽い。遺伝子的に先天性一重瞼な
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2018 . 10 . 10

目が離れているのは子供!。目がちゃんと開いているのは大人。縦横のバランスも大事。

大仰な題名を掲げました。大人になっても子供の様な目元中途半端な開瞼と重瞼。もちろん目の窓の横幅が無く、間が離れていて寄り目に見える。内側の白目が隠れている。成長してもこの様な形態では子供みたいで可愛いけど美しいとは言えず、社会的に弱者と看られてしまいます。 前にも書きましたが、人間は胎児の際に原始的動物から人間の顔の造りになり、生後も成長に伴って顔が内側に移動して大人の顔になります。動物から人間の成長に伴い、顔面の部品は外から内側に移動して行くのです。でもその程度には個体差があります。ですから、大人になっても目が離れていて鼻が高くならないでいる人は成長不足なつまり子供っぽく見えます。人間は直立したので、前方の遠方を両眼視できる様に成ったために両目が前を向いているのです。魚や蛙、哺乳類の
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2018 . 10 . 4

たまにはブログに切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の手術と図を載せましょう。蒙古襞の拘縮解除の為のZ-形成法は自然!

たまにはって言っても、症例は沢山ありますが、ブログに載せる、所謂モニターになる症例が少ないだけです。部分的画像提示で20%オフですが、切らない眼瞼下垂手術だけなら、大概の人は希望しません。目頭切開の症例はどうせ切るなら、眼瞼下垂手術も切開法になる人が多く、ブログにも沢山提示しています。 今回は訳が有って、切らない眼瞼下垂手術と目頭切開の併施となりましたし、眉下切除術までを予定をしているので、今後にかけてブログ提示を申し出られた有り難い患者さんです。たまにブログ提示するので、詳しく説明して行こうと思います。前段で目頭切開、後日切らない眼瞼下垂手術を書き加えます。その後眉下切開後にも説明を加えたいとと思います。 症例は32歳女性。何回か来院してから、この手術の好きな私の下に辿り着きま
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2018 . 9 . 26

いつものじゃあないよ黒目整形=眼瞼下垂手術切開法とZ-形成法による目頭の蒙古襞拘縮解除手術。副涙点の説明。

眼瞼下垂手術兼重瞼術切開法+蒙古襞の拘縮解除を目的としたZ-形成術。今回6週間までの経過を再掲します。腫脹とそれによる開瞼の低下が軽減していき結果が見えてきました。 それに副涙点の存在が影響しています。下にその説明を載せます。 症例は、28歳女性。ブログ見て来院。10年前他院で埋没法2点?。その後6点?。数か月前から緩んできた。眼裂横径(一重瞼者の平均値=25.5mm)24mm:内眼角間(一重瞼者の平均値=35mm)38mm:角膜中心間(平均値=60mm)59mmと小顔で目(眼球位置)が離れていない。比して蒙古襞の被さりと拘縮が強い。LF,Levator Function挙筋滑動距離=挙筋の生来の強さ:13mmと正常下限。診察すると眼窩脂肪はヘルニアではない。 いつもの手術
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