このブログでは、術前から定期的に経過を追って画像を載せて、毎回説明を加えていきます。通常術後3ヶ月までを追います。本症例はそれにしても激しい経過でした。読者の皆さんもどうなる事かと、あたかもテレビドラマを見る様にワクワクしていたでしょう。それというのも、症例の術前が形態的にも機能的にも標準位から離れている変異だったからでしょう。今回術後三ヶ月の中期的結果を提示すれば、アア〜よかったですね!と言う声が聴こえて来ます。
症例は一目で見て眼瞼下垂症を指摘出来る患者さんです。機能的障害も伴います。上方の視界不良は身体機能の障害です。改善可能な障害を治した方がいいと医療的に診断し治療するのは、社会的に受け入れやすくすることを目的としています。ちなみに私は、家族にもできる治療を患者さんに施すのをモ
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カテゴリー別アーカイブ: 幾何学
知性的で素敵な患者さんは見ていて楽しい。術後3か月で完成としました。
素敵な症例患者さんの3ヶ月の経過を載せます。
今回もまず症例を説明します。患者さんは22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法(画像にある様に狭く浅い)。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の引き込みが消えた。この蒙古襞ではそうなる。フェニレフリンテストではよく開くので、LT法で挙筋修復が適応する。埋没法ではこのラインは外れ易い。蒙古襞
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キラリ!として可哀想でなくなりました。
今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。まずは下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はキラリとして普通の顔になりました。普通とは何かは下段出説明します。
症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。
術後1週間で抜糸しました。
用手的な下眼瞼圧迫で上眼瞼全体が膨らむので眼
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可愛いくて綺麗で知性的な症例はより向上を。目は大きい方が視界も広い。魅力的!
先週の症例の患者さんは黒目整形が似合う。可愛さアップだけでなくイメージを汲み取ってのデザイン調整が功を奏するからです。知性的でキリッとした雰囲気を作り出せました。
まずは画像をご覧下さい。
左画像は1週間後です。
症例説明はコピペします。22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。つまり後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の
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難しくも面白く、腕と目と頭脳の見せ所です。
先週の症例は難しかったのですが、デザインがうまくできました。術前、術直後、翌日と画像提示しました。どうなることかと思ったでしょうが、私と患者さんは「イケる!」と感じていました。
今回は何回かの美容外科治療を受けてきた結果として、何らかの形態的変形と機能低下が見られるために、改善を計る為に当院の私を訪ねていらっしゃいました。
症例は31歳、女性。7年前に眼頭切開。その後同部を修正した。先天性に右眼瞼下垂症があり(左右が違うのは見えていたそうです。)6年前に某非形成外科で切開法重瞼術を眼瞼下垂手術と称した手術を併施され受けているが、変わっていないとのこと。もちろん兎眼やLid lagもないから上眼瞼挙筋をスライドしていないのは明白。もっとも悪化はしていないそうで`医原性`眼瞼下垂では
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