カテゴリー別アーカイブ: 眼瞼下垂

2015 . 1 . 9

2015年もまぶたの診療に邁進致します。Ⅰ

昨年中の一時期、サーバーがダウンしていて、アクセス制限されていたことをお詫びいたします。年末には回復しましたが、年末年始はクリニックが休業していましたので、本年の更新は本日からの再開となりました。っという訳で、遅くなりましたが、「あけましておめでとうございます。」 久しぶりに記事を書くことになりましたので、何をテーマに使用かと考えていたのですが、やはり”まぶた”から書き始めたいと思います。というのも、年末はまぶたの手術に邁進しまくったからです。術前の説明や手術そのものの手技の進行中の確認や、術後の経過観察中に、患者さんとのやり取りをしていて、「まだ医学的知識が浸透していないなあ!」と切に感じたからです。 ただし、手術がぎっしり入っていて、あまりにも忙しかったので、症例を提示してい
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2014 . 11 . 28

黒目整形は、大好評です!。切らない眼瞼下垂手術+当院独自の目頭切開Z法

今回の症例は、22歳女性。これまで軽い手術歴はあるようですが今回、目元をよりパワーアップする希望で来院されました。生来は奥二重で、埋没法で2回広げてきたのに、緩んだそうです。蒙古襞の拘縮(突っ張り)が原因ではないかと、このブログを見て気付いたそうです。ありがとう!!! 数字的には眼裂横径25mm、内眼角間30mmです。ウーン、目頭切開していいか迷う数字。でも当院のZ-形成術による目頭拘縮解除術なら、理論上と経験上からうまくいく自信があります。 顔が小さくて眼瞼の開きがいい=挙筋は効いている。もっと派手にしたいとのこと。実は人前に顔を売る仕事~芸術系とのこと。ならば、似合うでしょう。 切らない眼瞼下垂手術NILT法とZ-形成による目頭手術(拘縮解除術)は、いまや目元の美しさをアップするなら定
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2014 . 10 . 31

数少ない目尻切開症例

目頭切開はこれまでも多く症例提示してきましたが、目尻切開の症例提示は初めてです。それだけ適応症例は少ないのですが、その理由と適応の説明もします。 まずは症例提示です。 実は画像的には、これだけです。今回は右のみの手術です。実は2回目の手術です。「って言うことは1回目がヘタこいたんじゃあないか?。」と、いわれても、言い返せません。そこんとこは後で言い訳します。二つのポイントがあります。今回はよく注意して手を加えたし、結果が得られていると思います。 症例は、34歳女性。さらに実は以前に他院で目頭切開を受けているため、眼裂横径30mm、内眼角間距離は31mmと日本人には珍しい値になっています。ただしよく見ると、外斜視です。正しくは斜位といいます。ちょっと説明が必要ですね。斜視は両眼視
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2014 . 10 . 10

片側の眼瞼下垂手術でも難しくないんです:黒目整形のメンテナンスⅡ

1週間前に、提示した症例の経過画像を提示します。 もう一度説明しますと、今回の症例は、5年前に切らない眼瞼下垂手術を受けた患者さんです。よく見ると、右側が下垂傾向が再発しています。第一眼位での見かけの二重幅も徐々に狭くなってきました。くぼみ目も治っていたのに、再発してきました。前回の写真は提示できません。 術前術直後 単純に閉瞼時で1mmラインを挙げて、右だけ切らない眼瞼下垂手術を足しました。 右内側は眼瞼挙筋が弱いと考えられ、上がり切っていません。また外側は直後は強くなりがちで、内外の開瞼バランスがイマイチです。でもこれは必ず揃います。 1週間 さて1週間後です。綺麗に出来上がりました。くぼみ目も治っています。患者さんは大変お喜びです。 この様に丁
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2014 . 9 . 26

片側の眼瞼下垂手術でも難しくないんです:黒目整形のメンテナンスⅠ

今回の症例は、5年前に切らない眼瞼下垂手術を受けた患者さんです。よく見ると、右側が下垂傾向が再発しています。第一眼位での見かけの二重幅も徐々に狭くなってきました。くぼみ目も治っていたのに、再発してきました。前回の写真は提示できません。 術前術直後 単純に閉瞼時で1mmラインを挙げて、右だけ切らない眼瞼下垂手術を足しました。 右内側は眼瞼挙筋が弱いと考えられ、上がり切っていません。また外側は直後は強くなりがちで、内外の開瞼バランスがイマイチです。でもこれは必ず揃います。 次回の経過観察ではいい感じが予想されます。1週間後をお楽しみに。
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