カテゴリー別アーカイブ: 美容医療

2017 . 9 . 9

美容医療の神髄-歴史秘話個人編-美容整形屋と美容形成外科医「番外編4:美容外科医の家族は辛いよ!」

なんでこんな事書いているのか思い返してみれば、何より母が亡くなったからです。母の生き様を書いて、追悼したいのです。同時にここに吐き出してしまえば、母は嫌な想いを天に持って行かなくて済むし、私も今からは母の為に悩まなくても済むと想います。これでおしまいに出来るからです。ただしもう一人の登場者は死んでいない様なので、まだ終局してはいません。 話しは私の中学生時から高校生の頃に続きます。その後も私は銀座美容整形医院を定期的に訪れました。母は金持ってくるんだから、嫌がりながらも反対はしませんでした。家族の経済力のためですから、当然です。なんか逆に、私は運び屋みたいで利用されている様な気もしました。数回後には一部振込にしてもらいました。でも小遣い分は手渡しでした。 しかし、そこには敵が居る
▼続きを読む
2017 . 9 . 7

眼の開きが強いのがお好き?。一度完成をみましたが、修正の為に追加しました。。

本症例は面白かったので昨年分から再掲します。1年前に手術を繰り返して、一度完成を見た症例です。他院で埋没法が行われた後に物足りなくて、当院で切開法を敢行しました。開瞼の向上という結果は出ましたが、左右の微妙な開瞼の差と瞼縁のカーブという形態と機能の問題。前頭筋収縮の非対称、影響して重瞼の非対称が診られたために、サービスを込めて修正してきました。見える修正点を埋没法で左右1本ずつ、黒目整形を加えてみました。 上の画像が術前術直後です。両眼共に画像上で開瞼が向上しています。もしかして患者さんが力を入れてくれたのかも知れません。でもよく見ると右に比して左が弱い?。 上の画像2枚は前回の術前の左右近接像です。どちらも開瞼が足りないと訴えられました。じゃあ中央だけでも切らない眼瞼下
▼続きを読む
2017 . 8 . 30

鼻尖形成術の軟骨移植法

鼻尖形成術は、鼻尖が大きく丸く、高さが無い症例には第一選択の手術です。というと、日本人の多くが適応するのですが、鼻の手術の美容外科的適応は、サイズの問題で、そのバリエーションは様々です。そして鼻の形態は上から下までのバランスが重要で、周囲の形態にも影響されます。そこのところを考えないで、治療すると不自然な形態になり兼ねません。また各部位も自然状態にあり得る形にしないと不自然感が見えてしまいます。 ただし、鼻尖だけ高くしてしかも下げて、形を作り上げても、それはそれで自然な形態が作れます。通常、鼻尖に関して鼻柱延長術(鼻尖下制術)は不自然だと思います。私は現在鼻尖に対して耳介軟骨移植術を頻用しています。1~3枚で1枚1mmと考え、前か下に増大しています。その程度の修正量が悦ばれます。また耳
▼続きを読む
2017 . 8 . 17

美容医療の神髄-歴史秘話第102話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その77”「地方都市20:美容外科医は辛いよ!」

しばらく番外編が続いていました。美容外科医は辛いよ!のキーワードは”整形ゴロ”の暗躍です。3年以上の年月がありますから、話題に欠きませんが、やばい話もあります。しかも当初から波乱含みです。 A美容外科グループには、大分院の他に浜松院と松本院と旭川院がありました。私が大分院を開設したのは医師歴16年次は平成14年、2002年でした。大分院は数十年来有名な美容外科医が持っていたものを私が行く前年に譲り受けたのですが、その件は以前に説明しました。松本も前年に開設したのですが、私は東京から行けるの隔月に一回ほど行きました。信州大学も訪問した話は長々と書きました。浜松院はA美容外科グループの本部事務所が岡崎市にあるために近くの中都市を狙って出したのと、開設者として皮膚科上がりの美容形成外科もどき
▼続きを読む
2017 . 8 . 5

眼瞼下垂手術切開法と目頭切開Z-形成法:やはりこの手術が最良の結果をもたらします。

いきなり術前と術後1週間の画像を載せます。比較するも何も、違う質の目元になりました。 姉妹で手術を受けた患者さん。「妹さんがあまりにも良くできたのでプレッシャーがかかります。」と正直に告げるも、「じゃあ同じ様にきれいにして下さいな!」と楽しそうな患者さん。要するに信頼されているのだと思いました。こういう相手には気合いが入ります。 まだまだいろいろな形態的機能的な変遷は予想されます。珍しく血腫が存在しましたので、術後2週間までは消えないでしょう。こうして経過が遷延する例もあります。気合が入りすぎて開瞼が強化され過ぎた感はありましたが、予定通り揃ってきました。患者さんも「ちゃんと合ってきましたよね。」と余裕の表情です。人間の身体の経過には絶対はありません。 ですから、定
▼続きを読む