最近のブログ提示症例は、眼瞼と口周りが半々くらいになりました。正直な術後経過と見事な完成結果を載せてきて、評判になっている様です。症例が増えても手を抜くことはしません。いえ、手術はもちろん診療も丁寧な行為を怠らないし、そのうちの多くをブログ提示するのですが、内容も一人ひとりの個性に応じてバリエーションがあることをご説明していきます。今回は特にその一例として皆さんにも判りやすい症例でしょう。
来月から、インターネット上で広告と見做される内容の画像提示が禁止されます。最新とか最高とかの客観的に証明出来ない文言も禁止されます。誘引行為といって、自分の医院に患者さんを呼び寄せる為に良好な結果と判断した症例だけ載せる。または結果良好な画像だけを提示したり、更に酷いクリニックは画像を改竄して、来院
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カテゴリー別アーカイブ: 美容外科学
口角挙術単独施行です。さすがに白唇部短縮は要りませんでした。
数少ない口角挙上術の単独症例です。何故かは見れば判りますし、診察所見が示唆しています。こうしてちゃんと、診断の下に治療方針を決めなければ、良い結果は得られません。
またぞろ強弁する様で恐縮ですが、形成外科医療とそれに基づく美容外科医療を軽視してきた世間の風潮に抗う為に説明します。形成外科と美容外科は形態的改善を目的にするという意味では同じですが、対象が違います。形成外科医療は何らかの原因で異常な形態を呈した患者さんを正常に復するまたは近づける為にあります。美容外科医療は正常範囲の患者さんに形態的により向上を求めて行なわれます。その基準は学術的に確立しています。
また正常と異常のカテゴリー分けは、数字的に標準偏差を元に算出しますし、客観的に判断されますし、政治的にも判断されます。例
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口周りの手術。難しくも面白い症例が増えています。
標題に書いた様に込み入った症例です。先天性疾患があり、その付随症状として上口唇が長く、下顎の後退もありE-ラインがプラス。口蓋裂の治療に付随しての構音障害はリハビリを継続しているため、口輪筋を訓練しているから厚みがあり上口唇が内反している。これまで診てきた症例と比べていろいろな点を留意しなければならないということです。知識を駆使する為に頭脳を駆使しなければならなくて難しいけれど、それぞれ解き明かしてみれば結果が予想出来て面白いのです。
口周りは白唇と赤唇の口唇。上下の鼻翼、頤。後ろには歯牙と歯槽と口腔内。それを作るのは骨格と口蓋、舌の関係性も考慮しなければなりません。実は口周りといえば、先天性疾患の知識も必要です。口唇裂と口蓋裂が主ですが、上下顎の疾患もあります。ここは形成外科医のステ
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丸顔の人に適応する白唇部短縮術。口角拳上との組み合わせで更に可愛い!
口周りの手術は適応が広く、白唇部長が15㎜以上ならば適応症例と成り得ます。ただし顔面の形はバリエーションがあります。
面長の人は大抵下顔面が長く、下口唇から下も上白唇も両方長く、上白唇の切除幅のバランスを取らなければなりません。でも、先ず白唇部短縮術から入る人も多く、逆に頤骨切り術を受けてから口周りの手術を受ける人も多いのです。
対して顔面の幅がある人で縦横の比が丸顔なのに、下顔面のしかも上白唇が長い人はアンバランスですから、白唇部短縮術の適応性が高いのです。そうなれば頬骨骨切りやエラ手術との前後して受ける症例もあり得ます。
顔面縦横の比は頬骨幅:顔面上+中+下長+髪で表わせます。またぞろ黄金比の5:8を当ててももアジア人では縦長の人は少ないのですが、頬骨幅が130㎜以下の
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小さな目の窓を標準に近づけました。お悦びです。!
数年前は眼瞼下垂手術と目頭の蒙古襞Z−形成術を多く提示していました。1年半前の症例等は来院患者さんがスマホで開いて「こうして欲しい!」と頼まれる程の評判です。ところが、数年来口周りの手術のブログ提示が急増して、毎週の様に提示してきました。最近眼瞼のモニター症例が少なかったのですが、先月に4例提示症例が続きました。私は術直後から定期的に経過を追って画像提示していきます。切開手術が主なので術直後はすごい画像となりますが、皆さんに経過を知っていて欲しいからです。その結果を参考にして手術スケデュールを立てる患者さんが沢山来院します。こうして術後3週間までの画像を提示します。
症例は31歳の女性。先天性一重瞼でアイプチではしわは出来ても引き上げはできない。しかも画像で見られる様にかぶれている。開
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