正面輪郭は、黄金比率に支配されています。
レオナルドダビンチが提唱したあれです。長方形の縦横の比率として最も美しいというか、安定感がある比率。5対8をいいます。よくあるのは煙草の箱、コピー用紙なんかも近似値です。いろんなものが近い比率です。
顔の正面輪郭を長方形で囲んだら、黄金比率になるのが美しいとされています。つまりやや面長、でも長すぎない。その中に収まる顔がバランスがいいというものです。
さて、顔が長い短いは、身体の大きさつまり身長との比率ですよね。顔の上下長には頭も含むので、人種による差が少なく(頭が小さければ知能が低いということになる。)、身長との比率が、顔の相対的上下長として見られますよね。日本人をはじめとしたモンゴロイド系人種では、平均身長が男性で170cm未満
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カテゴリー別アーカイブ: フェイスリフト
顔の輪郭を分析します。—先ずは側面輪郭から—
顔を横から見て下さいと言っても、自分の顔は正面からしか見る事ができないものです。合わせ鏡や三面鏡で普段から自分の顔を見る人は昨今では希少種人です。でも人間は動物の中でも3次元視ができる能力が秀でているのです。何故なら二つの目が前を向いてから、同時に二つの目で見る事ができるからです。その結果、3次元的に距離を感じる事ができるのです、凹凸を正面から見ても前後位置を感じる事ができる様に、人間では目も脳もうまく出来ています。
ところで顔を横から見て、どこが前に出ているかは、人間らしさを表出します。何故かというと、人間は特殊な動物で、顔の向き、顔の部品の使い方が他の動物と違うからです。
人間は直立する唯一の動物です。そのため、首は上に伸び、その上に頭と顔が乗っています。そのため顔は身体と同
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美しい女(ヒト)の楽しみ-ミニリフトの経過-
美しいヒトのミニリフトの経過です。2月10日に手術。
上左図は術前、上右図は術直後です。前に提示しました。術直後は腫れてますが、顎のラインが変わっているのが判ります。手術は銀座院で受けられました。
2月17日抜糸しました。耳の前の傷跡は、斜め前からよく見ると、まだ分からなくはないという感じです。でも顎のラインの違いは見えます。ちなみに術前の耳前のラインの線はデザインですよ。
術後9日目である2月19日にもう一度大阪院に来ていただけました。実は、ご子息の手術に付き添っていらっしゃったのです。ついでに正面写真だけ撮らせてもらいました。遠方から3時間近くかけていらしたのに、疲れも見せずに協力してもらえました。まだ腫れが残っていなくはないですが、耳を出していても、傷
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美しい女(ヒト)の楽しみ-ミニリフトから-
私が10年以上治療させてもらってきた患者さんですが、このたび上口唇短縮術とミニリフトを施行しました。
ところで、口唇とは赤い唇だけでなく、医学的には鼻の下の皮膚も口唇とです。赤い唇を赤唇、肌色の唇を白唇と言い分けます。ですから、上口唇短縮術はどこかを切除縫合することになります。昔20年ほど前までは、父は赤唇縁とその上の皮膚を切除する手術をしていました。私が引き継いだ患者さんのうち何人かも受けています。口紅をしていればよく判らないのですが、よく見ると赤唇縁の微妙なカーブが消失しているため何か不自然です。
そこで、最近学会でも報告されているのですが、鼻翼基部から鼻柱基部の外鼻孔底の堤状の高まりの下に傷を持って来れば、折れかえり線なので傷跡が見えにくくなると考えられ、そこで切除するよう
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フェイスリフト;FL の合併症→治しました。術後1か月以内に結果が出ます。
前回提示した症例です。本日悦ばしく、最終結果をお見せします。その前にこの様なフェイスリフトの合併症を起こす原因を考察しましたので、掲載します。
よく行われるフェイスリフトでは、①耳の前後ろで皮膚が切開されます。②そして、通常皮膚を剥離します。引き上げやすくするためです。③その後、筋膜等を引き上げます。④すると弛んでいた皮膚に余剰を生じますからこれを切除し、⑤縫合します。
基本的にこの手順です。ここでそれぞれの手技に対応する合併症とその原因をあげます。
①切開位置が不適切だと耳は変形するし、傷跡が目立ちます。いまどきこんな手術する人はフェイッスリフター失格です。②皮膚剥離は皮膚を引き上げ、真皮縫合をかけやすくするためには必要です。剥離した皮膚が引き上げた位置で面で癒着しますか
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