カテゴリー別アーカイブ: フェイスリフト

2014 . 7 . 31

加齢現象はトータルに治していきましょう。

アンチエージングとは、抗加齢治療です。齢(よわい)を重ねて、身体が変化していくのに抗う(あらがう)ことです。 今回は、糸によるリフトの術前術後の経過を提示させてもらえますが、実はこれまでに、いろいろな簡単な地美容医療をさせてもらい、メンテナンスしてきた方です。ですから、加齢現象にトータルに対処していくべきことを提示したいのです。 症例は65歳 下の二図は術前です。顔面の前面は何らかのメンテナンスをしてきている為、やつれが目立ちません。いつも私は心がけています。加齢現象は減量と下垂(弛緩)が並行して起こります。今回の症例では、注入で減量に対処してきたのですが、下垂に対する対処は怠ってきました。なぜなら、社会的にダウンタイムを長くとる治療は難しいからでした。ご覧の様に、口角の横から顎
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2014 . 3 . 16

目力は男らしさを醸し出しますよね!

本日は若年男性の症例を、提示します。 22歳で、細面で、細身。今どきの若者の典型です。ただし、いかんせんメヂカラがない。何度も何度も申し述べてきましたが、一重まぶたは、皮膚性眼瞼下垂です。そして多くの一重まぶたの人は蒙古襞が被さり、また多くの一重まぶたの人は、狭義の眼瞼下垂つまり、眼瞼挙筋筋力の低下も伴っています。 これまで何度も述べてきましたが、半年前のブログなんか誰も見ないようで、患者さんからは何度も同じ質問をされる、という事は何度でも説明する必要がある、ということなので、もう一度、説明いたします。一重まぶたの人は、そういう構造に出来てしまった。遺伝的要素がほとんど影響しています。人はどちらかの親に似ていますが、その要素のうち、瞼の感じはかなり近いでしょ?。日本人を含む、東ア
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2014 . 3 . 11

切る手術と切らない手術 切る、打つ、埋めるは基本 -糸について-

前に予告したように、糸の話を再開します。 切る、切らないの手術内容にこだわらずに、より良い結果とより経過の良い手術法を、検討していきたいと思います。切る切らないを組み合わせて、ダウンタイムと結果と持続性のバランスを取りながら、美容医療を受けましょう。 先に念を押して置きますが、糸を始めとした体内埋入物は、身体に対して害を及ぼす物はありません。生物学的な害=ばい菌等はあり得ないし、化学的な害=毒性のある物質などもあり得ません。この点は医学ですから、科学的にカットされています。生体が反応する異物反応=いわゆるアレルギーを呈する物は原則として使用しません。物によってはアレルギーはごく稀に起きますが、私達は使用不可とします。 体内に埋入するだけで、いやがる人がいますが、食べ物だって
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2014 . 3 . 11

美しい女(ヒト)の楽しみ-ミニリフトの経過-

今回は写真だけ提示します。ミニリフト2月10日手術 2月28日経過   手術後18日でダウンタイムなんかなかったかの様に写真を撮って送って頂けました。 顎のラインの変化にお気付きでしょう。笑顔が自然に出ているのは、手術の影響が無い証拠ですよね。写真の取り方が上手なのでもありますが、画像はウソは付きません。すばらしい経過です。
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2014 . 3 . 1

顔の輪郭を分析します。—次に正面輪郭を—

正面輪郭は、黄金比率に支配されています。 レオナルドダビンチが提唱したあれです。長方形の縦横の比率として最も美しいというか、安定感がある比率。5対8をいいます。よくあるのは煙草の箱、コピー用紙なんかも近似値です。いろんなものが近い比率です。 顔の正面輪郭を長方形で囲んだら、黄金比率になるのが美しいとされています。つまりやや面長、でも長すぎない。その中に収まる顔がバランスがいいというものです。 さて、顔が長い短いは、身体の大きさつまり身長との比率ですよね。顔の上下長には頭も含むので、人種による差が少なく(頭が小さければ知能が低いということになる。)、身長との比率が、顔の相対的上下長として見られますよね。日本人をはじめとしたモンゴロイド系人種では、平均身長が男性で170cm未満
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