本症例は初診時には楽しく診療しました。結構フランクですが、やりたいことの主張が強く、巷間いわれているように私もそうなので、二人で丁々発止の診察でした。こうして密な診療の結果、適応が高いと考えられ、手術に至りました。術前の計画は看護師に任せて静脈麻酔の希望も汲み、麻酔医が立ち会えるようにスケデュールを立てました。
静脈麻酔は点滴に静脈麻酔薬剤を混ぜて眠り具合をコントロールするだけです。口周りの手術では挿管する吸入麻酔(所謂狭義の全身麻酔)では邪魔になるために避けたい。通常局所麻酔だけで出来ますが、口周りは注入量も多く硬い部分なので痛い。例えば眼瞼手術時は両側で約3cc以下なのに白唇では3cc以上、口角も2cc以上必要です。だから希望に応じて局所麻酔時に静脈麻酔で眠らしてあげます。
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カテゴリー別アーカイブ: 上口唇(鼻下)切除術
面長の症例では人中部中心の白唇短縮術のデザインを検討の余地があります。〜じっくり時間をかけて縫合しました。バッチグーです〜
私は口周りの手術をたくさん施行してきました。美容外科医は体中の美容的な向上を図るのが務めですが、 私は首から下は(乳は除く)あまり好きでない。割と体力を使うからですし、服の下は出来上がりがよく目に見えないからです。顔面の美容外科は医師となって30年来の、いや美しさを作り上げるのは産まれながら60年来の天職です。
顔の輪郭も重要なファクターですが、部品としては、眼瞼、外鼻、口周りが大きな部分を占めます。眼瞼形成術はもちろん好きな分野です。特に目頭形成術は形態と機能の改善に欠かせませんが、当院の二人の医師は、どちらが上手か言明しないとしても、国内第一と第二人者です。鼻にはI型プロテーシス+軟骨移植が適切で、自然で美しい形態を安全に作り上げられると評判です。
口周りはつい5年前まではあ
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満を辞して、鼻翼縮小術皮弁法には上口唇短縮術の併施が適切!。その後口角挙上術へ!。
症例は31歳女性。これまでにいくつかの手術眼瞼や鼻尖等々。鼻翼はあらゆる種類の術式で縮小術をして来た。外側も切除したし、糸で内側に寄せたり内側を切除して寄せたりを10年来繰り返して来た。
本年再来。白唇長18㎜と長い。歯牙が大きく外反はあるが、赤唇が薄い。特に鼻翼基部の下の両サイドが薄い。3〜4㎜切除を求められた。人中と弓は明瞭。上26:下40㎜でバランスはよい。鼻翼はもう一度皮弁法でしかも白唇部短縮術と併施すれば後戻りを防げると考えた。
1か月前にもう一度診ると、人中は明瞭だが、弓は幅があり緩い。結節がない。やはり1㎜ずつ寄せる。もう一度測り、白唇長19㎜を5㎜切除。鼻翼は35㎜あり、皮弁法を利用し縮小術を予定。両側鼻孔内に2㎜の皮弁を造り縫い合わせる。
画像は2週間まで
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3回目の口周りの手術。他院で富士山型にされました。修正が不足でした?。鼻翼も挙げて鼻翼下も更に短縮して治しましょう。
今回の症例は私が口周りを二回目の手術をする人です。前回のブログもあります。追加修正手術と別の手術を同時に行います。なかなか難しい症例です。でも患者さんとは信頼関係が醸成されていますから、お互い含み済みです。どんな手術でもやりすぎると戻せませんから問題が残りますが、足りない部分は追加で治せるので、場合に依っては、要するにやってみないとわからない部分もある訳です。そしてこのように追加修正と別の手術を加えて効果を得ようと考えるのは正しい選択だと思います。まず前回のブログをコピペして載せ始めます。
症例が増えるごとにいろいろなことが解ります。富士山型が増えています。どうしてか考えました。私が口周りの手術を始めたのが5年前で、増えてきたのがもう3年前です。ブログに毎月何例か載せるようになったのが
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若返り法としてPRPに変わってコラーゲンブースターをしました。目元も同時進行で修正していきます。
症例は40歳女性。コラーゲンブースターを2㏄注入しました。これまで10年間はPRPで対応してきた部位です。今回コラーゲンブースターのキャンペーン中なので載せます。
本症例は典型的な美容上のいくつもの問題点を解消したという面でわかりやすい症例です。口周りが4ヶ月前。目頭形成術を2ヶ月前に掲載しました。まず画像を並べて比較説明します。その下にコラーゲンブースターです。
一目見て長い症例です。初診は昨年秋で授乳中でしたが、診察だけしました。
症例は39歳女性。人中部白唇長(鼻柱基部~Cupid's bow赤唇縁の弓型の底)21mm。十数年前に他院で眼瞼切開。目頭の蒙古襞は拘縮し、眼裂横径25mm:内眼角間37mm:角膜中心間64mmと数字的に離れていて、吊り目になっているため治す
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