口周りの手術はGID(M to F)の患者さんには、必要性が高い手術です。何故なら、GID患者さんは肉体的な性別と異なる精神的、または社会的性別で生活していますが、男性の肉体は女性と標準的構造が違うからです。口周りの中でも平均的に男性は白唇が長く、赤唇が薄いのは誰もが知っていると思います。GID患者さんには手術適応の患者さんが多いと考えられます。
最近は口ばっかり手術しています。この分野では第一走者?奏者?となってきました。であれば手術適応者の多いGID患者さんがちょくちょく訪ねてくるのも当然です。真面目な美容外科医は容貌を治すだけでなく、社会性を持った人間を診るべきです。その点でジェンダーは重要です。男性が女性的な容貌を得る為には両性の差異を理解していなければなりません。その所以は長
▼続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 口角挙上術
若く見せたい願望にお答えしまして、久し振りに追加切除。
まずは一言!。GID(M to F)の患者さんには、必要なことが多い手術です。何故なら、GID患者さんは肉体的な性別と異なる精神的、または社会的性別で生活していますが、男性の肉体は女性と標準的構造が違うからです。口周りの中でも平均的に男性は白唇が長く、赤唇が薄いのは誰もが知っていますよね。だから、GID患者さんには手術適応の患者さんが多いと考えられます。
私は最近「口ばっかりな奴。」と呼ばれています。この分野では第一走者?奏者?となってきました。であれば適応者の多いGID患者さんがちょくちょく訪ねてくるのも当然です。真面目な美容外科医は容貌を治すだけでなく、社会性を持った人間を診るべきだと仕込まれました。その点でジェンダーは重要です。男性の肉体が女性的な容貌を得る為には、両性の差異を理
▼続きを読む
▼続きを読む
口周りの手術を別々に。白唇部短縮術からするのもありです。経過が早い。
症例は25歳、女性。本年3月に口周りの手術を希望されて来院。確かに白唇の長さ=鼻柱基部〜Cupid's bowの人中部は20mmと長い。顔面縦比を測ると、上顔面56㎜:中顔面58㎜:下顔面68㎜と下が長い典型例です。その比率は上口唇長(白唇+赤唇)28㎜:下口唇長(赤唇+頤)45㎜で上下口唇の比率は黄金比の5:8に近い。つまり下口唇も上口唇も長い。E-ラインは5mmプラス(口唇突)。顔面部品横比は、内眼角間35㎜:鼻翼幅36㎜:口唇幅50㎜と黄金比の5:8に合わせると、口唇幅は5mm拡大しても良い。この様に診察したが実は4月に骨切り予定とのことなので、予め口唇の診察を受けておこうと考えた賢明な患者さんです。
4月に再来しました。頬骨骨切りと下顎V字切除+頤前突術でご覧の様な顔面骨格で
▼続きを読む
▼続きを読む
口周りの手術は可愛い女子をさらに可愛くします。
丸顔というよりは目が離れている人は面長でないので可愛い!。というよりは子供っぽいのです。顔は生下時から、成長に伴い長くなりますが、標準的には特に下の方が倍率が高いのです。子供の方が下顔面が短くおでこが広いのです。だから、顔が長くない方が子供っぽく見え可愛いのでしょう。ところが下顔面が長くないのに(=面長でない。)、上口唇特に白唇が長いとバランスが取れていない訳です。典型的にここの改良が効を奏する症例ですね。
症例は20歳女性。人中部白唇長19mm。上顔面62㎜:中顔面62㎜:下顔面65㎜で比率的に下顔面がやや長い。上白唇が内反している。赤唇が薄い。外反C-カールが欲しい。眼瞼に特徴があり内眼角間(平均値34㎜)41㎜と目の間が離れているが、角膜中心間(平均値60㎜)72㎜と眼球が解離し
▼続きを読む
▼続きを読む
口周りの手術3点セットは経過が長い。上口唇(人中部)短縮術+口角挙上術+鼻翼縮小術皮弁法
ブログに載せたからでしょうか?。私がお勧めしているからでしょうか?。はたまた患者さん同士の評判でしょうか?。口周りの手術として白唇短縮術と口角挙上術を施行すると、鼻翼が胡坐型で大きい人はバランスが崩れて目立つようになる。そのような症例に対して、鼻翼縮小術を後から追加すると、今度は口唇がモコッと盛り上がってみっともなくなる可能性が高いのです。ですが、人中部を中心とした上口唇白唇部短縮術と鼻翼縮小術を同時に施行すると、ずらして縫合できるので膨隆しません。だから適応の人にはお奨めしています。そして、実際画像を見たら受けたくなります。とはいっても3つの手術を受けると経過が長い。なので今回は術後1週間までを載せ始めます
症例は24歳女性。昨年鼻形成は済んでいる。白唇長(鼻柱基部~人中部の赤唇縁)
▼続きを読む
▼続きを読む