当院では、近年口周りの手術が流行っています。私が大多数を施行しています。
症例は21歳、女性。これまでにいくつかの美容医療を受けている美人。口元だけは手を付けていない。こうなるとやはり、先ず私としてはバランスを取って行きたいから計測から提示します。
先ず横の比率、内眼角間30㎜、鼻翼幅30㎜と小顔の上に部品も幅が無い。口唇幅も45㎜で、目の間=鼻幅書ける1.5倍と最高のバランス。縦の比率は、生え際〜眉下▶︎上顔面=60㎜、眉下〜鼻下▶︎中顔面=60㎜とバランス最高なのに、鼻下〜頤先端▶︎下顔面=65㎜と長い。その原因は鼻柱基部〜Cupid's bow の最下部▶︎白唇長=19㎜にある。
顔面全体を露出したいのですが、契約に無いので諦めます。どう見ても美人顔。何しろ輪郭が理想
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カテゴリー別アーカイブ: 口もとの美容
遂に他院での口唇短縮術後の修正術をすることになりました。もちろん口角挙上術も同時施行します。
口周りの手術が引っ切り無しです。どうも最近形成外科系の医者が切除縫合をする機会が増えたようです。若しかして、このブログで「切開手術は形成外科出身の美容外科医で受けるべきです。」と提唱してきたのが伝わっているのかも知れません。逆にまだ、形成外科医の中には怖がって切らない医師も多く居ます。もっとも、通常チェーン店系の非形成外科医の美容整形屋は縫合法を習熟してないので、手を出してもらいたくないのです。
ところが中途半端な形成外科経験者が、中途半端なデザインで中途半端に縫合すると、今一きれいにならないケースが見られ始めました。しかも残念ながら、本症例の前医は医局の先輩で今でも仲が良いのです。彼は形成外科医局に4年間在籍したのに突然退局して、麻酔科医局に転科した後に、麻酔科の標榜医として、チェー
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鼻尖の形と位置は中顔面長を変えて魅せます。見えて来ました。
美人を更に美人にする診療は、美容外科医冥利に尽きます。皆さんお間違えなく!美容外科は外面的にはそれぞれでも、内面的な美人が外面をより向上することで好結果をもたらすのです。
敢えて点数で表現します。美人度を100点満点で表現すれば、100点の人は理想ですが、その意味であくまでも想像の産物です。例えば40点の人が80点になるには大変な労力と時間と経済力を要する訳で、滅多に出来る事ではありません。テレビ番組での症例は経済的に優遇されるから出来るのです。40点の人を60点にすれば合格点ですが、美人の域には達しません。満足度はそこまでです。60点の人が80点にするのは、術者がそれなりの技を持ってすれば可能です。眼瞼下垂手術と目頭切開の併施はこのくらいでしょう。ですから私には自信があります。まして
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上口唇短縮術と口角挙上術の組み合わせで可愛い女子の1ヶ月。
可愛い女子には必須の手術となった感のある口唇部手術。白唇部切除術と、口角挙上術の組み合わせでこんなに可愛くなります。手術後1ヶ月も経てば、日常生活上の問題も払拭されてきます。
症例は36歳、女性。上口唇長(=鼻柱基部〜Cupid's bow)19mmと長く、鼻翼幅は33mmと大きくないが、口唇幅70mmと大き目。下左図の如く下顎歯槽および下口唇が上口唇より前にあり、そのため上口唇白唇部がだらんと平坦であるため立体感に欠けるため、元より長さがあるだけでなく面が見られ、いわゆる〔鼻の下が長い〕印象を呈している。
上右図の如くデザインします。切除幅は6㎜です。上口唇の平坦感を解消する為に裏返りをプラスしたいから、皮下脂肪層全層切除で口輪筋は縫縮します。ここがポイントです。口唇
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鼻尖縮小術。眼瞼下垂症手術。順次治していきましょう。今回は頤と咬筋ボトックス。次は鼻尖に移植か?。
今回は、先ず眼瞼下垂手術を行い。次に鼻尖の形を縮小しました。軟骨移植による鼻尖増高術と下制術は行っていません。今後二次的に行う予定です。
もちろん二次手術は3ヶ月以上経ってから、癒着が成熟化して、形態もほぼ成立してからの評価後にするべきです。二次的な軟骨移植は、他の医師にはさせられませんから、3〜6ヶ月以上先になります。ただし本症例は他の部位の診療をも希望されています。そもそも、本症例の患者さんはより美しくありたい。目標値があり、目指したい。顔面の改良法を模索されて私を受診しました。それでは、私も頑張ります。改善が可能な部位と方法論を検討する。こうして本症例患者さんの診療を、患者さんにとって理想的な形態を目指して継続的にしてきました。眼瞼と鼻尖のサイズの2点を進めました。
今回そ
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