昨年素敵な女性が来院しました。美くしい女性(ヒト)が最終兵器としての口周りの治療を希望されました。この部位の治療が評判だからです。美容外科医冥利に尽きます。何度も言いますが、美容医療の対象は美人です。人は外面的にはそれぞれでも、内面的な美人が外面をより向上することで好結果をもたらすのです。内面美人とは、美しさに誇りを持って、より向上したい心です。いつも私は美人度は内面と外面の調和だと考えてきました。
美人度に普遍的な基準はあります。そうでなければ美容医療は成り立ちません。実際に学術的な基準はあります。世界的な美容形成外科学会で議論される基準は計量的で具体的であり、美容や美術関係の学問では抽象的なれど、普遍的な考察がされてきました。もし、何も基準を考慮しないで美容医療をしたら、不可思議に
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
鼻、口の順で口周りを数次的に治してきました。
口周りの手術は周囲とのバランスが重視されます。本症例は判りやすい例です。
口とは口唇の間ですね?。正しくは口の中は唇の後ろの口腔です。唇の後ろには歯牙が有り、歯牙は歯槽骨に植わっています。一般人は唇を赤い部分だけだと思っている人が大多数でしょうが、赤い唇は赤唇部、その上下=上は鼻の下まで、下は頤までを白唇部と称します。医学用語ですが、欧米の言語では一般用語です。White lip & Vermilionです。赤唇や白唇は前後の傾斜が重要ですし、縦の数値は治せます。横のバランスは顔面部品および顔面の幅との比較が重要です。
口の上は鼻です。口の下は頤です。
顔面の縦の比率は、上は生え際から眉下まで、中は眉下から鼻下、下は鼻下から頤尖までを比較します。白人では60㎜と同値
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美しい女子は経過も良いのです。
口周りの手術が続いています。ブログに載せる症例が多いからです。ブログを見て、患者さんが安心して落ち着いて術後をやり過ごせるから経過が早いのです。精神的な安心感は体調を安定させて、術中の出血や術後の腫脹を軽減させます。既に術後2週間で何事もなかったかの様に、本症例の患者さんは美しく装って来院されました。今回術後3か月を経て、とにかく美しい。毎回美しい所作で来院されます。
口周りとは、口の上と下ですが、口の上は言うまでもなく白唇部で、毎日の様に白唇部切除術を行なっています。口角は付随して同時に挙上する事がほとんどです。更に白唇部は鼻の下ですから、鼻翼と鼻尖の位置関係も口周りの印象に影響します。それに切開線が一部併用出来る部位でもありますから、併施するメリットがあります。口周りの形態改善の集
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鼻尖増高下制術と鼻稜増高を両側耳介軟骨移植で作り上げました。
一時は鼻尖の手術が続いていました。そういえば最近、口周りのブログ掲載承諾症例が続いていました。鼻は口の上ですから組での手術もしました。今は鼻翼と組み合わせる症例が多くあります。その改善度が素晴らしいからでしょう。実際術後1か月で比較してみるとやはり経過中であり、3か月が完成であると説明できます。3か月経ましたので結果報告です。とは言っても、今回から眼瞼の修正のブログ提示をさせてもらうので鼻の結果を簡単に書きます。
今回は特殊で、両側耳介からの軟骨移植です。鼻尖上に陥没がありこれも増大する必要があるために23×10㎜大の軟骨を要します。両側に分けて耳介軟骨の採取には30分程度は要しますから、両側だと1時間は掛かります。
症例は26歳の女性。鼻の尾根が太く、鼻尖の上にさらに低い船底上
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上口唇(白唇部)短縮術と、口角挙上術と、鼻翼縮小術の経過良好。
これまでに口周りの手術は最終兵器だと書いてきましたが、実は最終でない症例が多いのです。他院での治療に不備や不足を感じて、再手術や追加手術を受けようと悩む患者さんが、少なからずいらっしゃいます。本症例が何を治したいのか画像を見ながら説明していき、今回術前と術直後と術後1週間を診ていきましょう。
症例は31歳、女性。本年5月に初診。鼻の下が長いと訴え、当方を受診。既に他院で、鼻翼を内側で切除して3mm縮小されている。不足例です。口角は下がっていない。本年9月に再来し診察して手術プランを立てました。やはり白唇は5mm切除、口角は45度7×7mm。鼻翼は更に小さくしたいし、創跡が連続出来るから同時手術は可能です。内眼角間に合わせて37mmを32mmにするため、内側を幅2mm切除して鼻孔底を糸を
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