長らく当院での診療を受けてきた患者さんです。私も手術に携わってきましたし、他の医師も診療してきました。お馴染みになったいい患者さんです。当初から面長の特徴は良い点と捉えてきたが、やはりそのうちでも下顔面が長くしかも上下口唇の比率的に上が長くなってきたので、熟慮の末に短縮術を実行しました。
敢えて言えば、上白唇短縮術は傷跡が顔の前面に出来る数少ない美容外科手術ですから、リスクベネフィットバランスを充分に検討するべき手術です。本症例の患者さんも長年悩んできました。
ベネフィットとしては、面長の人は上口唇が長くなると(10年で1㎜伸びます。)比率が崩れてきたのが目立つのです。短縮の効果が高いのです。赤唇の形や厚みの強調も症例ごとに求められます。ヒアルロン酸などで造っていってもキリがないのです。
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カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合
なじみの患者さんで結果が出るから楽しい。今回は目尻切開と眉下切除で眼瞼形成術:保険診療ですが同時に載せます。
本症例は最近幾つかの手術を、段階を追って、日程を空けて施行してきました。どの場合も、患者さんとはよく相談して患者さんはよく理解してから手術に到るので結果が良好でした。手術前には判りやすく希望を述べ、そこで私は診察や計測して診断を得ると、患者さんは従ってくれるだけでなく理論も理解してくれて結果が見えてきます。眼瞼についても結果が得られてきました。
ただし眼瞼形成術は様々のデザインがあります。ということは術前の形態的機能的なバリエーションが豊富だからですし、周囲とのバランスも考慮しなければならないのです。また眼瞼の皮膚は身体中で一番薄いために加齢による伸展が早く進みますし、機能的にも(上眼瞼挙筋)経年変化を起こしやすい部位です。逆に言えば眼瞼はなおさらに診断が難しい部位です。
今回は
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2点セットは上白唇短縮術と鼻翼縮小術皮弁法。しかも追加再手術に意味があります。
症例は51歳女性。約2年前に来院。いきなりBull's hornをしたいと述べられた。鼻尖は二分軟骨。PRPや3D Liftなども検討しました。話を上白唇に戻すと、赤唇が薄く、外反C-カールが軽度。ヒアルロン酸でリッジは作り続けています。白唇長20㎜で5㎜切除の適応でした。口輪筋上まで切除。口角は40度5㎜が適応でした。1ヶ月後に手術し、経過良好でした。その1ヶ月後に診察時、口角の傷跡が肥厚性となり後戻りで矢印型を呈しました。白唇は良い形態。鼻翼縮小等はしばらく待つこととなりました。
本年に入って再来し、鼻の手術を希望されました。鼻翼幅38㎜を皮弁法(*脚注)で34㎜に縮小を目論みます。白唇は15㎜で後戻りはゼロですが・・、追加切除を希望されます。上下のバランスを測ると4㎜可能。なおC
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フェイスリフトの新しい試み。Jowlにすげえ効かせた。
症例は40歳女性。今回は全顔提示なのですが、画像を視れば判る様に、いくつかの部位に対して手術して来ました。今回いよいよフェイスリフトの画像のブログ提示です。
ブログを視てくれていて、しかも他院のネットの説明もサーチされていて、知性が高い人なので理解がよく知識が豊富です。フェイスリフトに対する知識も仕入れていて、私と細かいコンサルトを繰り返して来ました。前々から要望されていた訳ですが、他の部位が落ち着いてからにしました。
フェイスリフトでもなんでも、剥離範囲が大事です。切開して、切除して、縫合しただけでは引き上げられません。眼瞼でもそうです。鼻は何かを入れる際に適切なポケット作成(つまり剥離範囲)が必要です。上口唇短縮術でも切除だけでなく深さが大事で、筋を露出して処理することが重要
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やはり上口唇短縮術は最終兵器。美しい人でもここはポイント!
症例は41歳女性。遠方から予約を入れてくださり、いきなり手術に到った患者さんです。とてもその年齢に見えません。ルックスを使う社会生活で、かなり念入りにしかも上手に作り上げられています。これまでの手術の結果が良好で、美しい人ですが、骨切りの結果やはり上白唇が平坦化して間延びしたのを治したい、よくあるパターンです。
これまでにも何人もの症例が骨切り術後に私に罹りました。歯槽骨の上下長を短縮したら、その外側の軟部組織である上口唇が伸びて見えること。実は長さは変わっていないが、一つは白唇が元は前に傾斜していたのが、垂直化したので前から見て長く見えること。もう一つは上下口唇の交連が相対的に下方移動して、歯牙が見えにくくなることが気になるのです。ちなみに赤唇も垂直化して内反傾向になるので貧弱になる
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