口元の手術は私にとって定番でドル箱でした。約10年前から多くの症例を手術して、大部分をブログ提示してきたからです。画像を追うと結果がよく見えるからでしょう。皆さんが「ブログ観ました。」と言って来院されました。かと言って、私は口の専門家ではありません。美容形成外科医はオールマイティーをモットーとします。
美容外科・形成外科は、体表とその深部の形態的な改善を目的とする点で、同じ手技を共用します。なお形成外科は、原因のあるマイナスの形態を元に戻す医療です。もう一つの目的として、機能的な損失も取り戻すことも加わります。対して美容外科は、正常範囲の形態をより向上させる医療です。機能的損失を来さない様に努力するのは当然です。ですからどちらにしても、形態的な改善を目的とする”全ての部位”に対して、【
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カテゴリー別アーカイブ: 美学
こめかみリフトの複数回でJowl方向を挙げるのが流行っています。組み合わせをブログに載せたからですかね?。
昨今TVCMやSNSで、リフト手術と称した広告が横行しています。あくまでもビジネスで、要するにコマーシャリズムです。非形成外科医の経営するチェーン店は、資金力があるから、政治献金に勤しみ、この10年間で医療広告内容の規制が緩和されました。結果的にやはり、あるべきでない間違った方向へ向かって来てしまいました。
特にTVCMが目に着きます。S.やT.が沢山流していますね。私も昔CMを打っていたことがあります。銀座美容外科では、全くもって医療法で規制される名刺広告とイメージ画だけでした。それが今や、間違った売り文句で、嘘の医療内容が流れています。T.の気持ち悪いイメージ広告も横行しています。ちなみに、ゴールデンタイムの15秒スポットCMは、未だに一本100万円が相場です。彼らは1日30本とし
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遠方からいくつかの手術を受けに来られて、お互いに信頼を積み重ねてきた患者さん。今回の二重顎削徐術で完成に近づけます。
リフト手術とは読んで字の如く、持ち上げることです。フォークリフトはフォークで肉でなく荷物を掬い上げて運ぶ重機ですが、フェイスリフト,Face liftは顔をフォークでなくナイフ(メス,mesはオランダ語で、英語圏ではナイフ,Knifeまたはscalpelと言う)で、加齢で進展して下垂した組織(主に皮膚と皮下脂肪)の余分を切り取って、糸,threadまたはsutureで縫合して持ち上げる方法です。
昨今(実は半世紀以上前から)糸リフトが喧伝されています。棘などの付いた、何らかの引っ掛けるものを使って、皮下や皮下脂肪を裏側から持ち上げます。ですが、すぐ戻ります。問題点が二つあります。糸は顔の中に存在していても、吸収糸の場合生体反応が起きないので、糸は組織に癒合や癒着をしませんから、重力と外
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広範囲皮下剥離を旨としたリフト手術は部位ごとにしましょう。今回はこめかみリフト。遠方からでも次に進みます。
先日に日本美容外科学会,JSASがありました。我が国には同名の日本美容外科学会が二つあります。一方の形成外科医が作ったのがJSAPSで、もう一方は非形成外科医が作ったJSASです。JSASはビジネス系でチェーン店やその出身者がほとんどで最近では美容皮膚科医も参入しています。JSAPSは大学病院等で、最低でも6年間は形成外科を研修してからでないと正会員になれないので、学門的です。最近は二股の医師が増えましたが、数年前までは一方しか入れませんでした。私の父はJSAS側でしたが、JSAPSと二股でした。私は大学で研修しながら当初からJSAPSに入会し、10年目にはJSASにも入会しました。
ビジネス系なら、患者(彼らは客、またはクライアントと呼ぶ)を増やすために、やはり”切らない”痛くない”
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前額部リフトは見事な結果でしたから、今度は下顔面も挙げたくなります。Jowlは弛んでいないのですが、挙げます。
今回の手術は最近ではいつものヤツ、広範囲剥離Jowl Liftですが、目的としては特別な効果を求めます。毎回書いてきましたが、Jowlを無くすには広範囲剥離リフトが最適です。下顎縁のカーブが動物の様に垂れて(日本ではブルドッグ状と呼びます)、カーブ(日本では逆卵型を理想とします)を損ねるのを治したいのです。SMAS法では挙がらず持続性が無い。また靭帯法は最高度な技術と手間と時間(最低8時間)を要するから、超高額(最低500万円)です。時間も要するからアスリートに匹敵する体力を要します。その様な訳で、受ける人も限られ、我が国では受け皿としては靭帯法を定番としている医師は、一人しか居ません。彼でも月に二例が限度だそうです。逆に言えばそれだけでも経営出来るほど高額です。
ところが今回はJow
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