今回の症例患者さんは一年越しの治療経過となりました。ヘタクそな他院でハム状態にされたので改良を図って来ました。その一で昨年の経過を、コピペではなく改変を加えつつ再掲しました。その二は先日の手術の説明を載せます。
切らない眼瞼下垂手術=黒目整形基本形=NILT法でハム状態を解消したのが約一年前。前回の如くの経過でお悦びでした。ところが今回、前回の手術から約9ヶ月後には、下左画像の如くハム状態が再発傾向にありました。それでは切開をするべきか?、切開した方が良いのは間違いないのですが、「折角前回切らないで出来たのにい〜!。」と思うのは私の勝手な言い分です。
患者さんは経過を知っていますから、やはり切開をして確実に持続的に治したいとの希望を述べられました。「その通りですね。」私は速やかに
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カテゴリー別アーカイブ: 二重瞼と一重瞼
一重瞼に伴う眼瞼下垂症と横径が小さいのは眼裂狭小症。この様に治すと魅せられます。
このブログでは、術前から定期的に経過を追って画像を載せて、毎回説明を加えていきます。通常術後3ヶ月までを追います。本症例はそれにしても激しい経過でした。読者の皆さんもどうなる事かと、あたかもテレビドラマを見る様にワクワクしていたでしょう。それというのも、症例の術前が形態的にも機能的にも標準位から離れている変異だったからでしょう。今回術後三ヶ月の中期的結果を提示すれば、アア〜よかったですね!と言う声が聴こえて来ます。
症例は一目で見て眼瞼下垂症を指摘出来る患者さんです。機能的障害も伴います。上方の視界不良は身体機能の障害です。改善可能な障害を治した方がいいと医療的に診断し治療するのは、社会的に受け入れやすくすることを目的としています。ちなみに私は、家族にもできる治療を患者さんに施すのをモ
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可哀そうな目元を普通にしてあげた症例の術後1週間
今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eye で腫れぼったい。眼窩脂肪ヘルニアです。前頭筋が常時収縮して眉毛が挙がっています。
まず下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はきりっとしました。更に術後1週間の画像も見ますと、パッチリとしました。
症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。この組み合わせは東アジア人特有の遺伝子型です。とにかく何と
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知性的で素敵な患者さんは見ていて楽しい。術後3か月で完成としました。
素敵な症例患者さんの3ヶ月の経過を載せます。
今回もまず症例を説明します。患者さんは22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法(画像にある様に狭く浅い)。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の引き込みが消えた。この蒙古襞ではそうなる。フェニレフリンテストではよく開くので、LT法で挙筋修復が適応する。埋没法ではこのラインは外れ易い。蒙古襞
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キラリ!として可哀想でなくなりました。
今回の症例は典型的な一重瞼で先天性眼瞼下垂症。蒙古襞の拘縮も強く、Puffy eyeで腫れぼったい。若くして前頭筋が常時収縮して眉が挙がっています。まずは下の術前術直後の画像をご覧ください。術前は可哀そうな感じです。術直後はキラリとして普通の顔になりました。普通とは何かは下段出説明します。
症例は24歳、女性。先天性の一重瞼=先天性の皮膚性眼瞼下垂症。挙筋機能=挙筋滑動距離:11mmと低下がみられる軽度の先天性筋性眼瞼下垂症。角膜中心間距離58mm(平均60mm)と離れていないのに、眼裂横径24mmで内眼角間距離36mmと目が離れている。つまり蒙古襞の被さりが多い。その結果蒙古襞が縦に突っ張っている。
術後1週間で抜糸しました。
用手的な下眼瞼圧迫で上眼瞼全体が膨らむので眼
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