症例は26歳女性。3年以上前に初診。先天性二重まぶたも前頭筋は収縮。LF右11:左12と右が弱かった。前転が必要。重瞼は右の上にすると蒙古襞が目立つから上から2番目の線。フェニレフリンテストで半分挙がった。術当日。平行型希望なので目頭切開が必要と説明すると、当日は予定が立てられないので、6ヶ月以内なら同時施行扱いですることになった。左のラインで2㎜幅切除し、1点ずつ挙上前転し、2点ずつLT法で重瞼固定した。前頭筋使わなくなって喜んでいた。その1週間後に抜糸時には、開瞼が良好で、腫脹で幅が1.5倍以上でも重瞼がくっきりしていた。その後来院をされずいつ出来上がったかは不明。いつ頃か後戻りが起きてきた。
今回、LF右13㎜:左14㎜で右が再発した。右は先天性後は性眼瞼下垂症を伴っていたからで
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カテゴリー別アーカイブ: まぶたの美容と機能
実は眉下切開術に目頭形成術の併施は適切なのです。
美容医療の治療法としては、3つのカテゴリーがあります。
まず皮膚表面の治療は、美容皮膚科の分野ですが、皮膚は角質に覆われているために、薬剤の滲透は難しい訳です。
次は注入術ですが、体表面から数ミリの深さまでは入りますが、原則的に持続性のものは使用すべきでないです。昔シリコンなどの生体親和性のない物質は吸収されないからして、注入されて残存するはいいが、異物反応でカプセライズされてゴツゴツになったり、移動したりのケースが多発して根治不可能になり、美容整形やが問題視された原因の一つになりました。
美容医療において手術は昔から為されてきました。戦前は一部の耳鼻科医や眼科医が手を付けていました。戦後十仁病院を嚆矢として美容整形と標榜する医師が増え、欧米を真似て手術法が進歩しました。ま
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本当のHamra法は大変な手術です。筋皮弁法も併用しました。注入手技よりも確実です。
これまで何回か登場して下さった患者さんです。この度久し振りに本当のHamra,ハムラ法=Orbital fat Repositioning, 眼窩脂肪移動術を施行しました。吊り上げは筋皮弁法を使います。手間と時間が大変に必要な難しい手術です。
この手術はUSAでも有名なリフト手術の得意なAesthetic Plastic surgeon であるSam Hamra が考案した方法です。本来Composite Face lift としてFace lift と下眼瞼からのmid Face lift を組み合わせた手術法ですが、日本では下眼瞼の瞼頬溝,Tear Trough の改善法だけを応用した手術をハムラ法と呼んでいます。因みに下眼瞼から上顎骨と頬骨へのアプローチは、頬骨骨折整復術や頬骨骨
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白人が混じった?ゴージャスな可愛い女子には、眼裂の傾斜からして下眼瞼下制術は似合います。単なる垂れ目形成術ではありません。
いつもご愛顧いただいている素敵な患者さんです。題名にあるように、外人のような美しい顔立ちで、しかもキャラクターが明るく、楽しい。肢体もゴージャスで、そこに居るだけで周囲も華やかで周りをウキウキさせる女子です。
東アジア人は新モンゴロイドの遺伝子を持つ人種です。モンゴロイド(いわゆる黄色人種)はユーラシア大陸を東へ進出して行った人達で、東南アジアから東、北東アジアに蔓延りました。この中で約2万年前にモンゴルからシベリアで最終氷河期に寒冷地適応で突然変異した遺伝子があります。その後東アジアに進出して、中国北部から、朝鮮半島。その後日本列島に上陸しました。日本人の半分以上はこの遺伝子が発現しています。
新モンゴロイドは一重まぶたの遺伝子を持ち、同座の遺伝子の為に蒙古襞が拘縮していますか
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眉下切開手術と重瞼術埋没法=MT法と下眼瞼シワ取り術は同時に出来ます。適応であればですが。
三つの手術を同時に行いました。トッピングでもぼったくりでもありません。逆に、適応をよく検討した結果です。診察を念入りにして、鑑別診断の下に決めますし、人格や周囲の目を加味して、ダウンタイムも選択の要素になりますし、過去に受けた医療も関係するし、生来の状態も関係します。これらを全て診察所見と言います。
上眼瞼下垂症を簡単に鑑別すれば、先天性と後天性及び前葉性と後葉性の要素の組み合わせで4種です。程度は計測値により、手術法は自ずと選ばれます。幾つかの選択肢が適するならダウンタイムと持続性も選択の基準に加わります。今回は先天性前葉性眼瞼下垂が主体でしたから、眉下切開と重瞼術埋没法が適応しました。
下眼瞼形成術はやはり多種に亘ります。シワが主か?、目袋が主か?。両方か?。下眼瞼は何と言っ
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