これまた可愛い女子が、眼瞼をさらに可愛く改良したくて来院されました。売れっ娘みたいです。眼瞼下垂症は、先天性と後天性。前葉性と後葉性に鑑別します。そして一重まぶたは先天性前葉性眼瞼下垂症とイコールですから、蒙古襞が被さり、拘縮して突っ張ってつり目を呈します。
私のブログに載っている眼瞼形成術の典型的な症例は、一重瞼(奥二重は一重)と言う先天性前葉性眼瞼下垂症に対して切開法の重瞼術で固定し、軽度の先天性後葉性眼瞼下垂症に後天性後葉性眼瞼下垂を伴っている場合には結膜側からの眼瞼挙筋前転法(LT法)を加え、多くは蒙古襞の狗縮に因る吊り目を呈している為に、Z−形成法に依る目頭形成(この場合切開切除はしないので正しくは目頭切開でない)を併施します。
女の子らしさはパッチリとした目の開きとク
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カテゴリー別アーカイブ: 目頭切開
何回かの手術を受けても眼瞼下垂症は治らなかった。先天性及び後天性後葉性眼瞼下垂症と先天性前葉性眼瞼下垂症。蒙古襞の狗縮は形態的につり目で機能的に前葉性眼瞼下垂症を助長しています。
眼瞼下垂症を手術するべきなのは、医療は身体機能的な改善を齎すべきだからです。機能的改善は形成外科医が担当すれば保険診療です。一人一人の身体機能は国民社会の総体の民度と生産性を高めるからです。ただし形態的に美しい、自然な(標準的にあり得る形態)見た目に造り上げるには美容医学の素養を要します。形態的な改善は社会全体の明るさを齎します。
前にも記しましたが、私は約20年前に非形成外科の美容整形医(昭和53年に美容外科が標榜科目となるまで)出身の美容外科医の集まり日本美容外科学会,JSASを父が開催した際に眼瞼下垂手術の講演をして紹介しました。その後は非形成外科医が学びに来て眼瞼下垂手術をしたがりました。でも機能的改善は不備です。
ところで目頭切開手術は戦前から為されています。有名な眼科
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眼瞼下垂症は鑑別診断が必要です。”前葉性と後葉性。先天性と後天性。蒙古襞の拘縮の程度。等々”
眼瞼下垂症手術は眼形成外科領域,Ophthalmic Plastic surgery は20世紀後半には定式化していました。私が33年前に形成外科に入局した頃には毎日の様に手術されていました。でも解剖学的素養を身に付けていかないと意外と難しいので、私は6年目に初めて術者をさせてもらえました。その後市中病院に出向して形成外科医長や部長を務める様になってからは、積極的に患者さんを見出していき、毎日の様に眼瞼下垂手術をしていました。
その後眼瞼下垂手術をマスコミに広告して啓蒙していた信州大学の松尾教授にも教えを請い、さらに症例経験を積んでいった今から約20年前に、父が日本美容外科学会の一つ!、JSASを主催した際に会長招宴として、眼瞼下垂症手術の講演を1時間かけて紹介しました。形成外科の研修
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男性でも顔は使います。目力という生体機能は社会生活機能にも影響します。
美容医療とは、形態の改善を求める医療で標榜科目で言えば美容外科と形成外科の総称です。標榜科目とは広告に載せられる科目名です。法律で決まっています。美容外科は(美容整形という科目は標榜出来ません。)専ら美容的形態の改良を目的とし厚労省が保険に収載しません。形成外科は病気や怪我や腫瘍や先天的異常などの異常性(SD1〜2から外れる)が原因で形態異常を来した上に、軽度でもまたは社会生活上も機能的障害も伴うことがある場合に適応される科目で、保険収載されています。最近では科目名を組み合わせて、皮膚科が美容を目的の自費治療をするための、美容皮膚科という科目も標榜出来る様になりました。
美容医療の中でも眼瞼は機能的異常を伴うことが多く、一重まぶたは先天性前葉性(皮膚と眼輪筋)眼瞼下垂ですから、MRD2
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明るく目立つ格好いい女性。でも美しさには貪欲でゴージャスなルックスに似合います。今回は切れ長整形の追加に眼瞼前葉切除も追加します。さらに口角挙上術を施行します。これまでの経過も再掲します。
これまで多くの手術をしてきました。当院には10年通っています。途中他院に移りましたが、約1年前から戻られて私の得意の手術を受けに来られました。他院の修正も兼ねてきました。
10年前から5年前までには切らない眼瞼下垂手術2回、眉下切開、鼻唇溝プロテーシス、鼻尖軟骨移植、切らない下眼瞼下制術、付随して下眼瞼たるみ取り筋皮弁法、切らない鼻翼縮小術、6年前には白唇短縮術5㎜。
2年前の再初診時からの内容を書きます。眼瞼の窓が323065、頬骨幅136㎜で、患者さんは目尻に余白を感じる。3㎜切開で半分戻ってサイズが合う。水平に。眼瞼は重瞼ラインが緩んで開瞼が低下した。中間のラインで切除3㎜が適応。まず目尻切開とJowl Lift。その後切開LTに切れ長整形を併施。思ったよりも腫れなかったが
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